お土産にもおすすめ！東日本で買えるかわいいカップ酒5選

2022/03/04 10:28 びゅうたび

カップ酒にどんなイメージをお持ちですか？　カップ酒と言えば、「お酒好きな人だけが買う」「ちょっと渋い雰囲気」などのイメージがあるのではないでしょうか。

ところが、最近は「かわいいデザインのカップ酒」が増えているのです。ついコレクションしたくなるデザイン、その地域のお酒をいろいろ楽しめるお手頃サイズ……など、カップ酒にはおすすめポイントがたくさんあります。

今回は、びゅうたび編集部が厳選して実際に購入した「東日本各地で購入できるかわいいカップ酒」を5つご紹介します。「カップ酒？　今まであまり気にしたことがないな」という方も、ぜひ覗いてみてください！

①純米酒髙砂ずＺＯＯっと旭山セット（北海道）

旭山動物園シリーズのカップ酒で、デザインは旭川市在住のデザイナー、あべみちこさんが担当しています。カップの絵柄は3種類。旭山動物園の動物達をツンドラ・北海道・サバンナの3つのテーマで描いているそうです。「どんな動物が描かれているのかな？」と探すのも楽しいですね。

このお酒を販売している髙砂酒造株式会社は、1899年創業という古い歴史を持つ酒蔵です。いろいろなコンセプトで日本酒やリキュール、酒粕関連商品などを開発し、多くの大会で受賞。地域の人々との酒造りも盛んに行っており、新篠津村の特産品「大法螺」はテレビ番組でも取り上げられました。

■商品に関する情報
純米酒ずＺＯＯっと旭山セット　180ml×3
価格：税込1,320円
販売元：髙砂酒造株式会社

②玉川りんごカップ上撰（青森県）

青森で栽培が盛んなりんごをモチーフとしたカップのお酒です。ぐるりと並ぶりんごは、赤と黄色。シンプルながら、とても印象に残るデザインです。パッと見て「これは青森のお酒では？」とわかるので、青森のお土産としてもおすすめ。空っぽになったらこのカップでりんごジュースを味わうのも良さそうです。

このお酒を製造しているのは、300年以上の歴史を持つカネタ玉田酒造店。津軽藩の藩士が藩主の命により酒造業を任され、いまに続く酒蔵です。「華一風」や「斬肴ラベル」など、インパクトの強いお酒でも知られています。

■商品に関する情報
玉川りんごカップ上撰　180ml
価格：税込250円
販売元：株式会社カネタ玉田酒造店（青森県酒造組合HP「あおいもりの地酒」内）

③出羽鶴秋田冬まつりカップセット（秋田県）

秋田を代表する3つの冬まつりをかわいらしいカップにしたお酒です。むかって左から「横手かまくらまつり」、「湯沢犬っこまつり」、「男鹿なまはげまつり」のデザインです。秋田の有名なお祭りなので、「知ってる！」という人も多いはず。どのカップも、おまつりの特徴をしっかりと表現しています。

カップを販売する秋田清酒株式会社は、幕末の1865年に現・秋田県大仙市で創業。「出羽鶴」、「刈穂」、「やまとしずく」などの銘柄を製造、販売しています。蔵周辺の地域で蔵人と契約農家が協力して酒米を栽培し、地元産の酒米を使用した地域色の強い純米酒・吟醸酒づくりを行っています。

■この商品に関する情報
出羽鶴秋田冬まつりカップセット
価格：税込1,048円
販売元：秋田清酒株式会社

④雪男純米酒カップ（新潟県）

このカップにある「雪男」は、販売元の青木酒造株式会社と関係の深い鈴木牧之著『北越雪譜』の挿絵をデザイン化したものです。『北越雪譜』の「異獣」という章には、道に迷った旅人におにぎりをもらい、お礼に荷物を担ぎ道案内をする毛むくじゃらの異獣が登場します。それが雪男のモデルです。どこか優しげな雰囲気は、物語をそのままに表現しているようです。

青木酒造株式会社は、新潟県の魚沼地方にある造り酒屋です。創業は1717年。地元・魚沼の食文化に寄り添った味わいを重視し、300年ものあいだ、酒造りを続けています。「雪男」を冠したお酒はこの社によって複数製造されており、売上の一部は南魚沼地域山岳遭難対策協議会に寄付されています。

■この商品に関する情報
雪男純米酒カップ
価格：税込385円
販売元：青木酒造株式会社

⑤ぐんまちゃん梅酒カップ（群馬県）

群馬県公式マスコット「ぐんまちゃん」が女将さんになって登場です。ぐんまちゃんカップには日本酒もありますが、今回はあえて「梅酒」を購入してみました。ほんのり色づいたお酒をバックに、ぐんまちゃんが手を振ってくれています。かわいらしさが一層引き立ちますね。裏側にはI LOVE GUNMAの文字。群馬県愛が伝わってきます！