1月に入ってプロ野球全12球団でコロナ陽性者 他球団選手との合同自主トレで複数感染も

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1月に入ってプロ野球全12球団でコロナ陽性者 他球団選手との合同自主トレで複数感染も
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 プロ野球で新型コロナウイルスの検査で陽性と判定された選手が続出している。佐賀県嬉野市で行われた自主トレではソフトバンクの柳田悠岐外野手、日本ハムの清宮幸太郎内野手、ロッテの安田尚憲内野手ら6選手の感染が判明。熊本市内で練習していたソフトバンクの松田宣浩内野手、DeNAの宮崎敏郎内野手ら6選手も陽性となった。

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 これにはプロ野球12球団側も頭を悩ませているという。選手が交わす統一契約書では、球団との契約期間は、シーズン前の2月1日から日本シリーズ終了後の11月30日までと定められており、自主トレ期間のこの時期は契約期間外。練習も選手の自主裁量で行われる。

 特に近年は他球団の選手も交えて複数で合宿型式の自主トレをするケースが増えている。シーズン中は球団が一括して選手を管理し、外部関係者や報道陣との動線を分けるなどしてコロナ感染対策をしてきたが、他球団の選手と一緒に行う自主トレの場合は1人に感染が見つかると、今回のように他球団の選手にも感染が広がる可能性が出てくる。

 1月に入って全12球団で陽性となった選手が出た。中日は全球団で唯一、国内で自主トレしていた選手に感染者は出ていないものの、帰国していたダヤン・ビシエド内野手が再来日直後に空港でのPCR検査で陽性と判定され、隔離措置を受けた。

 プロ野球関係者は「自主トレ期間中は各選手とも感染防止対策を行い、気をつけていたはず。変異株のオミクロン株は感染しやすいと言われているが、ここまでプロ野球で感染者が出るとは予想もしていなかった。各球団とも2月1日からのキャンプは戦々恐々としている」と言う。

 昨年はキャンプの会場への観客の立ち入りが禁じられた。今年については日本野球機構(NPB)の斉藤惇コミッショナーは全国の感染者数が爆発的に広がる前に、2万人を上限に観客を受け入れる意向を明言していたが、21日に全国で4万9854人の感染が発表され、4日連続で過去最多を更新。春季キャンプの時期は感染者数がピークになる時期ともいわれており、NPB側も情勢を慎重に見極めている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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