Ｔ藤浪に「移籍のススメ」で新庄ハム、矢野阪神にバトル勃発！？「俺のところにきたら化ける」の波紋とは

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　日本ハムの新庄剛志ビッグボス（４９）が、悩める大器救出に乗り出そうとしている。元日本ハムの岩本勉氏のユーチューブチャンネル「岩本勉チャンネル」に出演。阪神・藤浪の獲得を熱望した。

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　新庄ビッグボスがまたも注目発言だ。先月３１日に公開された岩本氏のユーチューブチャンネルの中で同氏は「俺、ほしい選手が一人いる。阪神の藤浪」と切り出し、さらに「俺のところに来たらもう、化ける！」と発言。岩本氏から「オファーしたら？」と振られると「しようと思う。使わないんだったらくださいよ」と真剣な表情で話し、阪神にトレードを申し込む姿勢すら示したのだ。

　虎のエース候補として期待を集め、ドラフト１位入団した藤浪も今季でプロ１０年目を迎える。今シーズンは改めて先発一本に専念する意向を示すも「そもそもチーム構想からいえば、先発陣は足りている。本人がいくらやりたいといっても、主戦場となるのは中継ぎ、リリーフではないか」（球界関係者）

　１６０キロを超える直球は最大の武器でありながら、課題の「制球力」を身に着けない限り、プロとしての生き残りは果たせない。注目球団の阪神とあって、プレッシャーも半端ではない。こういった現状から藤浪に関しては違った環境で野球を行うことを勧める声も一部にはあった。

　本来なら、新庄ビッグボスの申し出は両球団にとってウィンウインのようにも見えるが、一方ではこんな声も。

　「藤浪は近年トレード候補にたびたび名前を挙げられながらも、結局はトレードは成立していない。そこにはドラ１というのも関係しているのでしょう。また新庄氏の『俺のところにきたら化ける』というのは、裏を返せば、阪神では才能を開花できない、育成能力がないと言っているようなもの。これは阪神首脳からしたら認めるわけにはいかないでしょう」（同）

　「化ける」発言が思わぬ遺恨を生む可能性を指摘する。すでに就任以来、さまざまな奔放発言で球界を揺るがしてきた新庄ビッグボスだが、今回の藤浪獲得発言の決着はいかに？両球団の直接対決にも影響を及ぼしそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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