1000km以上走行可能! メルセデス・ベンツがEVコンセプトカー「VISION EQXX」を発表
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ダイムラーは、フル充電で1000km以上走行可能という電気自動車(EV)のコンセプトカー「Mercedes-Benz VISION EQXX」を発表しました。
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1回の充電で1,000km以上走行可能
VISION EQXXの最大の特徴は、1回の充電で1,000km以上の走行が可能で、100kmあたりのエネルギー消費量は10kWh未満であるということ。この効率性は、エクステリアデザインとエアロダイナミクスにより実現され、空気抵抗係数は0.17というベンチマークを達成しています。
同社は「この記録的な数値は、電気により駆動する自動車にとって、そして何よりもその航続距離にとって、特に重要な意味を持っています。なぜなら、電気エネルギーの3分の2は空気抵抗に対抗するために必要とされるからです」とコメント。
サステナブルな素材を内装に採用
VISION EQXXは外装にも注目です。フロントから力強さと美しさを兼ね備えたショルダー、そしてリアスポイラーエッジの効果的なエアロダイナミクスまで、そのフォルムはエレガンスな印象を保ちつつシームレスに流れています。
フロントフェイスはコンパクトな「メルセデス・ベンツ・CLAクラス」よりも小さく、抵抗を最小限に抑えているとのこと。リアホイールの幅を狭くすることでより効率的に空気を流すことが可能で、ホイールの透明な外装カバーが空気の乱流をほぼ完全に防ぐことできるそう。
一方、VISION EQXXのインテリアには、マッシュルーム・竹・サボテン・ヴィーガンシルクなど、サステナブルな素材が多く使われています。これらの素材は、動物性素材を使用することなく、二酸化炭素排出量の削減を実現します。
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同社は「VISION EQXXは、軽量設計、革新的なバッテリー、新素材など、将来の電気自動車をメルセデス・ベンツらしいものにするための要素を的確に示しており、魅力的なボディワークが革命をさらに推し進めます」とコメントしています。
VISION EQXX – taking electric range and efficiency to an entirely new level
Mercedes-Benz
(文・Takeuchi)
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