近距離モビリティWHILL、新社外取締役はサントリー社長。Appleやメルカリ出身者も参画
![](https://getnews.jp/extimage.php?10c7e75ab53f1b5f33ba9c4286f0d375/https%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F01%2F1c9f261aea76544b7319a8921121ddef.jpg)
近距離モビリティ「WHILL」の開発などを手がけるWHILL株式会社(以下、WHILL社)は、近距離移動のプラットフォーム構築を加速すべく新体制を構築。2022年1月1日付で社外取締役、アドバイザー、CTOに新たな人材を迎え入れ、さらなる事業成長をを図る構えです。
3者のノウハウを生かし、さらに事業を拡大
![](https://getnews.jp/extimage.php?ca8fbee97d496af329a0c4cb9b88a3f7/https%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F01%2Fsub1-1.jpg)
アドバイザーには、Apple社でiCloudやApple mapなどのプロダクトデザインを統括するMegan Frost氏が就任。Frost氏は、「WHILLのような近距離移動のモビリティ分野は伸びしろが多く、Apple社での知見やノウハウ、デザイナーとしての経験などを活かしてサポートしていきます」とコメントしています。
CTOに就任したのは、株式会社ファーストリテイリングや日産自動車株式会社、株式会社メルカリで実績を重ねてきた福田慧人氏。福田氏は「これまでのノウハウや知識、スキルをフル活用し、自動運転モデルを活用したサービス開発などに一層力を入れ、ハードウェアとソフトウェアの両輪で、スマートで気軽な近距離移動をグローバルで展開できるよう全力で取り組んでまいります」と意気込みを語りました。
WHILL社のプロダクト&サービス
![](https://getnews.jp/extimage.php?b82e610cbfc3a6c475554cec60593f37/https%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F01%2Fd11151-52-164088-6-e1641341625701.jpg)
また、2021年11月1日には新モデル「WHILL Model F」の販売を開始。このモデルは、高いデザイン性と操作性能に加え、3つの手順で折りたためることやスマートフォンでの遠隔操作ができること、旅行先などでも受け取れる「日額レンタル」が可能ことなどが特徴です。
なお、「WHILL Model F」は、世界最大級の見本市「CES 2022」へ出展予定。CES 2022開催に先駆けて発表されたアワードでは、「Accessibility」部門において最優秀賞の“Best of Innovation Award”を受賞しています。
さらにWHILL社は、これらのパーソナルモビリティを活用した「WHILL自動運転モビリティサービス」を展開。独自に開発した自動運転・衝突回避機能などを備えた自動運転モデルと、複数の機体を管理・運用するシステムにより、シームレスな移動をサポートすべく、空港や病院、商業施設などで検証を行っています(羽田空港一部エリアには導入済み)。
(文・Higuchi)
![Techable](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2019/08/origin_Techable.jpg)
ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。