イタリアって麻薬を持ってても捕まらないの?
イタリアは情熱と自由とピザの国! 特にナポリのピザは信じられないほど美味しいらしく、日本との気候の違いで、日本でナポリと同じピザを作ろうとしても、なかなか難しいらしい。そんな美食のナポリで、こんな経験をした日本人観光客がいる。
「フィレンツェからナポリまで鉄道を使って移動したのですが、ナポリ駅についたらホームに警察官に呼び止められているイタリア人っぽい男性がいたんですね。逮捕劇か!? と思って不謹慎にもちょっとワクワクしてしていたら、ポケットから麻薬っぽいのが出てきて、男が警官にかなり怒られてたんですよ。これは逮捕だなあと思っていたら、何事もなかったかのように警官から離れていくじゃないですか。ホテルのスタッフに聞いたら、ナポリじゃ少量の麻薬くらいだと捕まらないことがあるらしいんです。つまり、見逃すんですね」とのこと。
街の治安にもかかわることなので警察官にはまじめに仕事をしてほしいのものだが、個人で少し使うくらいなら許してしまうのが現状のようだ。とはいえ、イタリアでも完全に麻薬は違法だし、逮捕されて当然なのだから、絶対に麻薬を使ったり所持したりしちゃいけない。
大麻の使用が認められているヨーロッパの都市といえばアムステルダムだが、そこでさえコーヒーショップでのみ許されている。そこ以外で大麻をしていれば捕まって当然なので、ナポリにしろアムステルダムにしろ麻薬はやらないのがイチバンということだ。
ちなみに前出の日本人観光客によると「麻薬はだいたいギャングの下っ端が売っているらしいんです。つまりギャングの資金になっているらしく、ナポリでもかなり昔から問題になっているらしいですよ」とのこと。麻薬問題で銃撃戦になっり、多数の人たちが亡くなったこともあるナポリ。絶対に麻薬を買ってはダメだ。
追加: アムステルダムでは大麻を使用する場所に制限はないそうですが、購入場所に制限があるとのこと。つまり野外で使用している方が普通にいるそうです(2009/10/02/16:47)。
イラスト: 中邑みつのり
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