NHKが公式サイトで謝罪報告「ご不快の念をいだかせることになった」
NHK『マンガノゲンバ』のディレクターが、漫画家の唐沢なをき先生に対して “失礼な取材” をしたとして問題になっていた件をご存知だろうか? 最初は取材を快諾して進めていたものの、ディレクターの言動を不愉快に感じた唐沢先生が残りの取材を拒否し、番組の放送を取り止めた騒動である。唐沢先生は自身のブログでHNKの番組関係者が謝罪したことを伝えていた。
このことに対してNHKの日向放送総局長は放送総局長会見で「おわびするしかない」とコメントし、事態は大きな広がりをみせていたが、ここにきて『マンガノゲンバ』公式サイトに正式な謝罪報告が掲載されたのである。
<唐沢なをき氏への取材について>
「番組ホームページに視聴者の皆さんからさまざまな意見や質問が寄せられましたので、説明させていただきます。唐沢氏の企画の準備を進めていた7月中旬、唐沢氏から今後の取材を断りたい旨の連絡をいただき、取材を途中でとりやめることになりました。担当ディレクターは、唐沢氏への事前取材を通して得られた番組の企画意図を説明したものの努力不足もあり、コミュニケーションを十分とることができませんでした。そのまま取材に入ったことで、唐沢氏にご不快の念をいだかせることになってしまいました。先日、番組プロデューサーが唐沢氏に直接お目にかかって、改めて謝罪いたしました。今回、取材相手との信頼関係を築くことができなかったということを重く受け止め、改めて取材者としての基本を徹底していきたいと思います」(『マンガノゲンバ』公式サイトより引用)
唐沢氏はNHKの謝罪報告の掲載についてブログでコメントしていない。以前ブログに「今日、NHKの方々と会って、謝罪を受けました。……と、それ以上書くこともあんまり無いというか、丁寧に謝罪していただきました」とコメントしていることから、先生にとってはすでに終わった出来事なのかもしれない。
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