ミュシャの絵画がNFTに。HTCのブロックチェーン技術を結集したグローバルアート取引プラットフォーム公開
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12月9日、HTC(台湾)傘下のVIVE Artsは、アートおよびカルチャー分野向けの新しいグローバルアート取引プラットフォームをローンチ。デジタルアートのエコシステム構築を目指します。
VIVE Artsの新しいプラットフォーム
新しいプラットフォームは、HTCのブロックチェーン技術と専門知識を結集し、アーティストや団体が革新的なアートワークや作品を創作、展示、販売できるよう支援。物理的な世界とオンラインの両面で、グローバルなオーディエンスにリーチします。
直観的で使いやすいデザインが特徴で、アートファンから新しい購買層まで様々な人たちが、多様なデジタルアート作品に出会える場に。作品は、アーティストの知名度に縛られることなく選ばれたものばかりです。
プラットフォームにはカスタマイズ可能なオプションが用意されており、クリエイターと購買者の双方にとって利用しやすいのも魅力。VR、AR、XRと、あらゆる形のデジタルアート作品を扱うことができ、クリエイターはNFTエディションの数と販売形式を規定することが可能です。支払い手段としては、通常の通貨と暗号通貨の両方に対応。イーサリアムだけでなく、より供給側に配慮したPoS(プルーフ・オブ・ステーク)およびPoSA(プルーフ・オブ・ステーク・オーソリティ)ブロックチェーンを提供します。
オープン記念セールは、ミュシャ財団とのコラボ
12月17日からは、オープン記念セール「Timeless Mucha(みんなのミュシャ)」として、チェコ共和国の独立非営利慈善団体であるミュシャ財団と提携し、アルフォンス・ミュシャが描いたアールヌーヴォーの代表作を世界市場向けにNFTとして販売。長きにわたって、多くの人に愛されるミュシャの絵画をNFTとして入手することが可能です。
![NFT化されるミュシャの絵画の写真](https://getnews.jp/extimage.php?89bfaeb946314fb5a55a26638c2ea9fe/https%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F12%2Fsub1-1-1024x395.png)
VIVE Artsの使命は、デジタルイノベーションを通じて、アートとカルチャーの体験方法を変革し、創作活動において個々人が権利を行使できるようにして、世界中の文化遺産を保護すること。
今後、新たなアート形式による試みから、美術館・カルチャーイベント・オンラインでの最先端の表現の展示、ブロックチェーンにおける作品の保護と販売に至るまで、クリエーションのあらゆる過程でパートナーの方々をサポートしたいとしています。
(文・和泉ゆかり)
![Techable](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2019/08/origin_Techable.jpg)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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