テイラー・スウィフト、米ビルボード・アーティスト・チャートで史上初となる50週目の首位獲得

テイラー・スウィフトが、2021年11月27日付の米ビルボード・アーティスト・チャート“Artist 100”において、記念すべき50週目の首位を獲得し、自身が持つ最長記録を更新した。
彼女のニュー・アルバム『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』が、最新のアルバム・チャート“Billboard 200”で初登場1位を獲得したことが追い風となり、“Artist 100”の彼女のランキングが11位から1位に浮上した。
2014年7月に発足した同ランキングで、50週1位を記録したのはテイラーが初で、次いでドレイクが36週、ザ・ウィークエンドが22週、BTSが20週で続いている。テイラーがこのチャートで初めてNo.1を獲得したのは2014年9月6日付のランキングで、大ヒット曲「シェイク・イット・オフ」がソング・チャート“Hot 100”で初登場1位を獲得したことが功を奏した。
また、テイラーは2014年~2015年、2017年、2019年~2021年の間に少なくとも1週はNo.1に輝いている。彼女の記録の50週のうち、8週は2021年に獲得したもので、これも現時点で最多だ。今年2番目に多いのがオリヴィア・ロドリゴの6週となっている。
全米1位を獲得した、テイラーの再発アルバム第2弾となる『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』は、MRCデータによると初週(11月12日~18日)にアルバム換算で605,000ユニットを記録した。フィジカルも369,000枚売れ、その時点では1週間の販売数としては今年最多だった。(翌週にアデルの『30』に抜かれてしまった。)
また、『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』からは、初登場1位を獲得した「オール・トゥー・ウェル(テイラーズ・ヴァージョン)」を筆頭に26曲が“Hot 100”にチャート・インし、これも女性アーティストとしては最多記録となった。
“Artist 100”チャートでは、ほかにもブルーノ・マーズが19位から4位に急上昇している。これはアンダーソン・パークとのユニット、シルク・ソニックによる新作『アン・イヴニング・ウィズ・シルク・ソニック』が、104,000ユニットを売り上げて“Billboard 200”で2位、R&B/ヒップホップ・アルバム・チャート“Top R&B/Hip-Hop Albums”で首位を獲得した影響によるもので、パークも同時に“Artist 100”で42位から9位に浮上し、初めてTOP10入りを果たした。
また、TWICEの韓国3rdアルバム『Formula of Love: O+T=
“Artist 100”では、音楽消費に関する主要な指標(アルバムや楽曲のセールス、ラジオ、ストリーミング、SNSにおけるファン交流)を組み合わせてアーティストの活動を測定し、米国内でのアーティスト人気を総合的に評価するランキングを毎週発表している。
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