【プランター栽培】いちごの育て方やコツを知ろう!

access_time create folder生活・趣味
【プランター栽培】いちごの育て方やコツを知ろう!

プランターでも手軽に育てられるいちごは、育て方やコツを知れば、ガーデニング初心者の方でも簡単に育てられます。種類を選べば、おいしい実を毎年収穫できることも。いちごのプランター栽培での育て方やコツについてご紹介します。

いちごの種類と性質を知ろう!プランターでの育て方の前に

いちごの種類には大きく2つ

・一季成りのいちご
年に1回のみ収穫ができるいちご
四季成りのいちごよりも大きなサイズの実が収穫でき、味の風味もよい

・四季成りのいちご
年間を通してその都度収穫ができるいちご
一季成りのいちごよりも、小さいサイズの実ができる

どっちがおすすめ?いちごのプランター栽培に適したもの

野菜や草花、観葉植物など植物を育てたことがないガーデニング初心者の方、ベランダやバルコニーなど、狭いスペースで栽培される方は、「四季成りのいちご」を購入するのがおすすめ。

1年を通して、その都度いちごが収穫でき、1つの植物を大事育てることができます。1つプランターであるだけで、何度も収穫ができ、スペースを奪わずコンパクトに栽培が楽しめますね!

植物を育てることが好きな方、すでにたくさんの植物を育てている方は、「一季成りのいちご」を育ててみましょう。

いちご栽培を1シーズンだけと決め、一度にたくさん収穫して終わりにし、また次の植物を育てるような流れで楽しむのがよいです。多くの野菜や草花があると忙しくなり、手がまわず枯らしてしまうこともあります。

 

いちごをプランターで育てるメリット

いちごをプランターで育てると手間もかからず、実をしっかりと収穫できる!

メリット1. 実を保護するための手間がかからない
いちごは、まるくてこんもりとした株姿で生長。実は株の間から長い竿のように茎を伸ばした先端につきます。畑など地面で育てると、実が土に直接触れ腐りやすくなるので、ワラやビニールで地面をマルチングして、実が地面に触れないよう保護しなければなりません。

プランターであれば、高さがあるため、実が地面に触れることがなく、マルチング作業などする必要なく作業も楽です。

メリット2. 害虫の被害にあいにくい
甘酸っぱいいちごの実が好きなのは、人間だけではなく虫も大好きです。実が直接地面についていると、被害にあいやすく実が食べられないことも。いちごをプランターで育て、地面よりも高くして栽培すると、害虫の被害にあいにくくなりますよ!

 

いちごのプランター栽培に必要なもの

いちごを育てるプランターサイズは3L入るものがおすすめ

いちごは1株につき、3Lの土が入るプランターで育てましょう。また、いちごは地中に浅く根を張る植物なので、鉢の高さが浅いもので大丈夫です。ホームセンターなどでよく売られている長方形の65型プランターで、約12Lの土が入ります。

購入するときは、プランターや植木鉢の裏底面を見て、リッター数をチェックしてくださいね!

そのほかには、市販で売っている果物や野菜用の培養土や元肥、鉢底石を用意しましょう。鉢底石はネットに入ったものが、土と混ざらず、植え替えするときに作業も簡単でおすすめです。

 

いちごの育て方|プランターで植え付けるときのコツとは

いちごの苗をプランターに植え付けよう!

プランターに鉢底石を入れる
プランターには、まず鉢底石を敷きます。プランターが浅すぎる場合は、鉢底石は3cmほどの厚みが敷ければ問題ありません。土が少な過ぎると生育が悪くなるので注意。

プランターに培養土と元肥
鉢底石がしっかりと敷けたら、あらかじめ培養土と元肥を混ぜ込んでおき、プランターに入れます。このとき、苗ポットのトップの高さが、プランターのトップよりも2〜3cm程度下ぐらいになるよう、高さを合わせながら用土を入れましょう!

いちごをプランターに植え付ける
用土の高さが調節できたら、いよいよいちごを植え付けましょう!このときにポイントがいくつかあります!

・ポイント1|ランナーが出ている向きとは、反対側面を表面に
いちごはランナーと呼ばれる長い茎を伸ばし、子株をつくり増えます。苗で売られているいちごは、そのランナーが切り取られ、地面からシュッと出ているので、その反対側の面が、プランターの表になるよう植え付けましょう!

そうすると、いちごの実が出る方向が必ずランナーとは反対側へ出て、プランターの外へ実を垂らすことができます。実が出る方向がプランターの内側にあると、実が地面と接触、または隣り合った株へ出てしまうので注意!

・ポイント2|クラウンを半分くらいまで、土で被せる
いちごの苗の中心には、クラウンと呼ばれる付け根があります。そのクラウンに上手に土が被さっていないと、生育不良になることも。土の高さが、クラウンの高さの半分になるよう被せてください。

・ポイント3|密植するときは30cm以上離して
プランターに複数の株を植え付けるときは、実が大きくなるよう、できるだけ30cm以上離してあげましょう。近過ぎると、実は小さくなります。

水をたっぷりとかける
プランターに植え付けたあとは、水が鉢底から垂れるぐらいたっぷりとかけましょう!

 

いちごの育て方|プランターでの管理の仕方


いちごは日当たりのよい場所が大好き。日陰すぎると、花芽や実が付きにくくなります。葉が茶色く変色していたら、病気の原因になるので摘み取って処分してくださいね。

四季成りのいちごは株が大きくなっても、実ができる数は減ってきます。親株よりも子株の方が実を付ける栄養分をたくさん出せるので、古くなった親株は、新し子株へと更新させると、毎年収穫の多い株になるので、1年以上たったら切り替えてみましょう!

プランター栽培でも、おいしいいちごの実を収穫

いちごの種類や性質によらず、実の味がおいしい時期は、春の4〜5月です。この時期は、いちごの実がしっかりとなるよう、栄養分を蓄えさせることが大事。追肥をするだけでなく、ランナーを切り離して、摘芯しましょう。

子株を大きくさせるときは、実を収穫し終えた初夏以降に。また、小さい苗のうちは、ランナーが出てきたら、その都度摘芯し、花芽や実が付きやすくなるよう親株を大きく生長させましょう。

おわりに

いちごのプランター栽培は、腐らせず立派な実を収穫できるメリットがあり、育て方も簡単。ガーデニング初心者でも育てやすいフルーツなので、ぜひいちごを育ててガーデニングを楽しんでくださいね!

【プランター栽培】いちごの育て方やコツを知ろう!
おすすめ記事
  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. 【プランター栽培】いちごの育て方やコツを知ろう!
access_time create folder生活・趣味
local_offer
Pacoma

Pacoma

「Pacoma」はホームセンター系のフリーペーパーに出自を持つ、「暮らしの冒険」がテーマのライフスタイル系Webマガジン。ノウハウ記事からタレントの取材記事まで「暮らしを楽しむためのアイデア」をテーマに日々発信しています。

ウェブサイト: http://pacoma.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。