関ジャニ錦戸亮がアニメキャラに!? 映画「県庁おもてなし課」に登場
(C)2013 映画「県庁おもてなし課」製作委員会
関ジャニ∞の錦戸亮が主演する5月11日公開の映画「県庁おもてなし課」の本編に、彼が演じる主人公・掛水と堀北真希が演じるヒロイン・多紀を描いたアニメーションが挿入されることがあきらかとなった。
(C)2013 映画「県庁おもてなし課」製作委員会
有川浩のヒット小説を原作とする「県庁おもてなし課」は、高知県庁の観光部に実在する〈おもてなし課〉を舞台に、仕事に奔走する人々と男女2組の愛、親子の愛、ふるさとへの愛を描くハートフルな作品。スタッフには、監督の三宅喜重や脚本の岡田惠和など、2011年に公開された有川原作の映画「阪急電車 片道15分の奇跡」を制作した面々が再び集結している。
(C)2013 映画「県庁おもてなし課」製作委員会
そのなかでアニメーションとして描かれるのは、錦戸演じる掛水がパラグライダーから自然いっぱいの高知を見下ろし、観光立国となった高知県に思いを馳せるシーン。海や山に囲まれ、一大レジャーランドとなった高知の上空を、掛水と多紀の2人が楽しげに飛行するという。この映像を監督したのは、現在大ヒット中のアニメ映画「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」を手掛けた寺本幸代。〈のび太の新魔界大冒険〉〈新・のび太と鉄人兵団〉といったドラえもんの映画シリーズで評価を得てきた彼女らしい、ファンタジックで微笑ましい映像になっている模様だ。ぜひ劇場で確認してみよう。
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アニメーション監督:寺本幸代 コメント
今回、この「県庁おもてなし課」の中でアニメーションで描いているのは、主人公〈掛水〉がパラグライダーで空を飛びながら、観光立国となった高知を夢見るシーンです。
三宅監督のご要望では、実写に近づけるようなタッチではなく、より絵的な、イメージ的な映像にしたいとの事でしたので、キャラクターも背景もあまりリアルにならないよう心がけました。原作の表紙の雰囲気に近いものになったのではないかと思います。
アニメーションパート40秒程の短いものですが、描くに当たって、高知県の様々な名所を写真や映像で調べました。ホエールウォッチングや四万十川など、自然が本当に美しくて、私も高知に行ってこの自然を体験してみたくなりました。
この映画では、そんな高知を愛する人達が観光促進のため悩み、奮闘する姿、そして恋模様があたたかいタッチで描かれています。ちょっと心がホッとして、自分もふるさとに帰りたくなるような、そんなステキな映画です。
監督:三宅喜重 コメント
「県庁おもてなし課」はリアルさとファンタジックさが混在する映画だと思っており、主人公が自分のふるさとに自信を持ち始め、いろいろな夢・妄想を膨らませていく様子をファンタジックに表現するためにアニメーションを使用しました。アニメーションが物語のターニングポイントになっており、主人公が夢だったものを現実にしようとしていく中で、アニメで表現されたものが実写に変わっていきます。
アニメーションに関しては登場人物のキャラクターを十分に生かしたファンタジックで微笑ましいものに仕上がったのでとても気に入ってます。
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