サスペンス漫画『ガンニバル』が柳楽優弥主演・片山慎三監督(『岬の兄妹』)で実写化 「Disney+」ドラマラインナップ
ウォルト・ディズニー・カンパニーが今後のラインナップやオリジナル作品について発表する「APACコンテンツショーケース」を、10月14日に開催。ドラマコンテンツをご紹介します。
人気コミック『ガンニバル』のドラマ化プロジェクトが発表され、主演の柳楽優弥さんのスペシャルメッセージが披露された他、世界的巨匠ポン・ジュノ監督がその才能を認めた片山慎三監督(『岬の兄妹』)と、先日カンヌ映画祭で脚本賞を受賞した大江崇允さん(『ドライブ・マイ・カー』)が登壇し、プロジェクトへの意気込みを語りました。
「お話をいただいてから原作を読んで一気に読んでしまいました。回を追うごとに主人公の大悟と大悟の周辺の人間ドラマが濃く描かれていて。彼らのトラウマだったり、物語がどう変化していくかに注目して欲しい」(片山監督)、「アクションやホラーともまた違う、僕らが生きている日本をえぐる様な話だと思うので、丁寧に描いていきたいです。守りたい気持ちと守りたい気持ちがぶつかった時に、悲劇が生まれるのではないかと思う」(大江さん)。
イベントの最後には、人気エッセイのドラマ化が決定した『拾われた男』から、原作者の松尾諭さん、主演の仲野太賀さん、草彅剛さん、伊藤沙莉さんがサプライズで登壇。
「松尾さんの原作で、ディズニーとNHKと一緒に作るというドラマで、自分に話が来るのが不思議な気持ちです。これから撮影が始まるのですが、松尾さんに怒られない様に頑張ります」(仲野)、「松尾さんからは以前より“やって欲しい役がある”と言われていて。…先生から直々に(笑)。その役が奥さんという重要な役柄で、原作の世界観を壊さない様に演じたいです」(伊藤)、「松尾先生から役をいただきました、草なぎです。本を読ませていただいて、グッとくる内容が多かったので」(草なぎ)とそれぞれコメント。
「正直な所、浮かれております。浮かれるとろくなことが起きないので、浮かれない様にしているのですが…もう浮かれています。太賀くんは大好きな俳優さんなので、僕のことはあまり気にせずのびのびやっていただきたいです」(松尾)と興奮が隠しきれない様子。「縁とか運命を強く信じられる、力強い作品になると思います。松尾さんがこれまで感じられてきた、ささやかな幸せとか悔しさとかが詰まっている本なので、ドラマでも余すことなく表現したいです」(仲野)と最後に意気込みを語りました。
▼
その他の、見放題独占配信作品の発表は以下のとおり。
・TBSとの特別な取り組みによって実現した『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』。受賞歴がある俳優の鈴木亮平と賀来賢人が出演する医療ドラマを配信。
・韓国のトップ俳優チョン・ヘインとブラックピンクのジスが出演するロマンティック・メロドラマ・シリーズ『スノードロップ(原題)』。2019年にメガヒットを記録した韓国ドラマ『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』のクリエイターたちが生み出す若いカップルのハートウォーミングなストーリーで、今年最も期待されるドラマのひとつ。
・韓国のエリート・ポリス・アカデミーを舞台にした青春ロマンティック・シリーズの『ルーキーズ(原題)』。K-POPアイドルのカン・ダニエルがドラマ・デビューを飾ります。
・同名タイトルのヒット映画を原作にした『スサー・シンヤル (バッド・シグナル)(原題)』。西ジャワの高級リゾートホテルを運営するホテルの従業員たちを描いたコメディ・ドラマ・シリーズ。
・受賞歴のある映画監督ジョコ・アンワルのクリエイティブなビジョンの元で、スクリーンプレイ・ブミランジット社が制作する『ブミランギット(原題)』の第1弾シリーズが近々開始。
・才能豊かなチェン・ボーリンが出演する『スモール&マイティ(原題)』。彼にとって「イタズラな恋愛白書」以来となる台湾ドラマへの復帰作品であり、自分探しを描いたコメディ・ドラマ。
・歴史ドラマの『デリカシーズ・デステニー(原題)』。ベテラン・プロデューサーのユー・ジョンによる「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」の成功に続く最新企画で、食を題材にしたラブコメ作品。
『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』
(C)TBS
『拾われた男』
松尾 諭 著「拾われた男」(文藝春秋刊)
装画 松尾諭
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。