二の腕のスキンケアを美容エディターがセミナーで指南!「とにかく触って保湿が大切」
お肌の乾燥に悩む人の強い味方として、1988年よりウレア(尿素)配合クリームを中心としたラインナップを展開している資生堂の『フェルゼア』ブランドから、カサつきやブツブツ対策の新商品『フェルゼア・レチノバイタル・クリーム』が2013年6月1日より発売されることが決定。お肌の代謝改善に効果のあるレチノール誘導体、水分保持のウレア、肌の炎症を鎮めるグリチルリチン酸二カリウム、血流改善に役立つトコフェロール酢酸エステルの4つの有効成分を配合、さめ肌や角化症に適応する医薬品クリームとして、肌を露出する機会の多い夏に向けて登場することになります。
発売に先立って、メディアを集めたセミナーで青山研美会クリニック院長の阿部圭子さんと美容エディターの藤井優美さんが二の腕スキンケアのポイントを指南。保湿の方法や二の腕を引き締めるマッサージのコツを教えてくれました。
お肌にできるブツブツは角質の固まりの角栓が毛穴の入口を塞ぐことが原因だという阿部さん。カサカサも肌表面が乾燥し、古い角層が剥がれるのが遅れてどんどん厚くなってしまって起こり、血行不良や栄養不良につながると指摘。「肌のターンオーバーを促すことと、乾燥を防ぐこと。この両輪をまわしていくことが大切です」と述べ、日々のスキンケアで改善することが可能だと話します。
一方、藤井さんはスキンケアのトレンドが「悩みにピンポイントでのケアから、パッと見てどうかを気にするトータルビューティー志向になり、全身の保湿を気にする人が増えている」と語り、「二の腕を出す服を着ると、全体で肌色の面積が広いのですっきり映ります」と、ノースリーブやタンクトップなどで腕を出すスタイルの効果を説明します。
普段は二の腕はなかなか意識することが少ないところですが、「エステティシャン時代、触らない個所は太るし老化すると教えられました。保湿クリームを塗ってマッサージをして、腕にハイライトがある艶ラインで細く見せたいですね」とケアの重要性を力説しました。
藤井さんによると、朝から昼にかけては保湿だけでなく紫外線対策も必要とのこと。腕が服に隠れる場合でも布と当たって擦れるためしっかりケアすることが望ましいようです。
また、寝る前には「脇の下にリンパがあるので、腕のラインを下から上にすりあげて脇の下からプッシュするようにマッサージをすると効果的です」といい、猫背になって流れが悪くなりがちなリンパ線を活性化することで新陳代謝アップを促すことを、日頃から行うのが大事だと指摘しました。
「触ってごわついているのは保湿が足りていない。最近のクリームはベタつきがなく、浸透が早くさらりとしている。食わず嫌いをしている人は試して欲しいですね」と藤井さん。夏に肌みせファッションに挑戦したいと考えている人は、服選びだけでなくスキンケアも忘れずにチェックしておきたいところです。
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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