北朝鮮国境の焼肉屋さんに行ってみた結果

焼肉が食べたい。どこに行っても焼肉が食べたい。ということで、中国・丹東市の焼肉屋さんに行ってみましたよ。丹東市は北朝鮮国境の街で、今回行ったのは北朝鮮にもっとも近い焼肉屋さん。

橋で北朝鮮と繋がっています

丹東市には巨大な川・鴨緑江が流れていて、橋で北朝鮮と繋がっています。北朝鮮のお偉いさんが中国を訪れる際は、鉄道でこの橋を渡ってやってきます。

北朝鮮を歩いている人や建物をハッキリ見ることもできる

丹東市では、北朝鮮ビジネス(!?)が大人気。北朝鮮を望遠鏡で覗くことができる商売をしている人もいました。お金を払えば北朝鮮を覗けます。

望遠鏡がなくとも北朝鮮は対岸なので覗けますが、望遠鏡で覗くと、北朝鮮を歩いている人や建物をハッキリ見ることもできるので、人気のスポットになっていました。

川では貝がとれるようです

川に入って貝類を集めている人がいましたよ。どんな貝がいるのか不明ですが、ここでとって、どこかで売ったり、飲食店の料理の材料にするのかもしれません。

川が山のほうから流れてきているので、栄養たっぷりな水で育った貝!?

北朝鮮国境に最も近い焼肉屋さん「夢圓」

お腹が空いたので、北朝鮮国境に最も近い焼肉屋さん「夢圓」に行きました。いろいろと心配になる看板でしたが、オーダーしたカルビ、キムチ、冷麺はとてもおいしそう。

カルビは冷凍を解凍したものっぽいけど、日本の格安食べ放題焼肉にあるカルビと同等かそれ以上に美味しかったです。やっぱりカルビは脂がウマイよねぇ。タレがたくさん用意されているので、味も飽きません。

やはり冷麺は麺から放たれる薫りが大切

キムチは一人で食べるには多すぎる感じですが、オイリーなカルビと一緒に食べればよいパートナーに。キムチカルビうまいです。

締めの冷麺もウマイ。丁寧に盛り付けされていて、ビジュアルもバッチリ。平壌で食べた冷麺とは別物ではありましたが、本場の流れを感じる強いコシと薫りでした。やはり冷麺は麺から放たれる薫りは大切だなあ。大満足。うまい、うますぎる。ごちそうさまでした。

丹東市には、北京から瀋陽まで高速鉄道で向かい、そこからバスで向かうことが可能です。


(執筆者: クドウ秘境メシ)

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