ロイ-RoE-がライブ映像シリーズ公開、オリエンタルな世界観とフルバンド編成で届ける4部構成<独自写真あり>
ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』のオープニング・テーマ「YY」をリリースしたばかりのシンガー・ソングライター、ロイ-RoE-がライブ映像シリーズ『RoE‘s room live』の第1弾を公開した。
『RoE‘s room live』は、バンド・メンバーと共に“ワイワイ”とした雰囲気の中、ロイ自身の“部屋”をコンセプトにした空間で撮影されたホームコンサート形式の映像シリーズ。1本10分未満のパフォーマンスを計4部構成とし、本第1弾映像を皮切りにYouTubeで順次公開されていく予定だ。
2018年10月に1st EP『ウカ*』をワーナーミュージック・ジャパン内のレーベル<unBORDE>からリリースしてデビューしたロイ。ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』のオープニングテーマや映画『羊とオオカミの恋と殺人』の主題歌など、フレッシュな新人ながら大型のタイアップ・ソングも手掛けつつ、2020年には相対性理論「チャイナアドバイス」のカバーがTikTokでバイラル・ヒット。TikTokでは1日1曲ずつ、計61曲のカバー曲を公開する企画『61Filter』も実施するなど、デビュー当初から継続的に多彩なクリエイティビティを発揮してきた。一方でコロナ禍の影響もあり、ライブを行う機会はそれほど多くはなく、この『RoE‘s room live』はファンにとっても新鮮な“パフォーマー”としての顔を楽しめる企画となっている。
第1弾映像のオープニングは、安室奈美恵や三浦大知、BTSやBLACKPINKなども手掛ける音楽プロデューサー、SUNNY BOYと共同制作された最新シングル「YY」。華やかなブラス・サウンドが印象的なナンバーで、ホーン・セクションのレコーディングではMiyu(Tp)、Erna(Tb)、Ami(A Sax)、Lotta(T Sax)の4人からなる管楽器ガールズ・ユニット、MOSのメンバーが演奏したが、以前からロイと親交のある彼女たちは今回の『RoE‘s room live』にも参加。そのほかバンド・メンバーには堀正輝(Drs)、雲丹亀卓人(Ba)、竹之内一彌(Gt)、井上惇志(Key)が迎えられ、ロイ本人を含めると計9人の大所帯編成でパフォーマンス、オリエンタルな趣を感じさせるセットに囲まれて、瀟洒かつパワフルなサウンドを奏でている。
2曲目は深夜ラジオからインスパイアされたという楽曲「Fighters」。<誰かと支え合って死ぬまで怠けたいよ/それこそ罵声を浴びる我らの戦いです>と歌うこの曲は、時には頑張り続けることを止めて「怠けよう」と伝える、日々を戦い抜くリスナーに寄り添うような1曲。ソファでゆったりくつろぎながら歌うロイの姿が、そうした楽曲のメッセージ性と、各セクションのゆるいフレーズが心地よくリフレインする演奏とシンクロするかのような映像に仕上がった。
そして3曲目、第1弾を締めくくるラストは、二階堂ふみ演じる主人公・姫川玲子が数々の難事件に挑むドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』の主題歌に起用された「VIOLATION」。ラフな佇まいで穏やかにチルするような「Fighters」から一転、重厚なサウンドと内から溢れ出る狂気に悶えるようなロイのパフォーマンスにしろ、「YY」とはある意味対照的なカラーで刑事ドラマを描いた楽曲の世界観にしろ、かねてより裏と表、白と黒といった2面性を重んじてきた彼女らしい流れになっている。
Billboard JAPANでは、某所スタジオで行われた本企画の撮影時に撮り下ろした独自写真も公開。ますます表現の幅を広げる彼女の最新パフォーマンスと併せて要チェックだ。
Photo by Yuma Totsuka
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