大谷メジャー自己最多の5勝目! 注目される「女房」問題とは
エンゼルスの大谷翔平投手(27)は26日(日本時間27日)本拠地で行われたロッキーズ戦に「2番・投手」として二刀流出場。7回を投げ5安打1失点でメジャー自己最多となる5勝目を挙げた。
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7回二死で迎えたバッターはこの日、5回に一発を浴びていた9番・ヌネス。カウント1―2からの4球目、渾身のストレートはこの日最速となる160キロをマークし、空振り三振を奪うと思わずマウンド上で吠えた大谷。これが節目のシーズン100奪三振、同記録に到達するのも自身初となった。「最後はホームランを打たれていたバッターでしたし、しっかりと最後まで気を抜くことなく、三振を狙いにいきました」と試合後は気合の三振締めだったことを明かした。
この日は打者としても自らを助けた。無死二塁で回ってきた初回、右前適時打を放ちフレッチャーを生還させると、その後盗塁も決め、2点目のホームを踏んだ。球宴後は不振もささやかれたが、完全にペースを取り戻しつつある。
投打にわたった活躍でチームに勝利を届けた大谷だが、水面下で注目を集めたのは「女房」問題だった。この試合、バッテリーを組んだのは今季3回目となるスタッシ。ここまでは主にK・スズキとのコンビが多かったが、スズキに関しては大谷の決め球であるスプリットを度々、捕球しそこなうなど、キャッチングに課題があるとされた。
一方のスタッシも今シーズン最初に組んだ4月の試合では後逸や一塁悪送球など、守備面での不安を露呈。スズキはワールドシリーズの出場経験などもあることから経験を買われて、大谷とのコンビになっていた。
そんなスタッシが存在感を見せたのは、今月7日のレッドソックス戦だった。7回5安打2失点で大谷が4勝目を挙げた試合。スタッシはフォーシーム、スライダーを軸にカットボール、カーブなど多彩な変化球を交え、強力レッドソックス打線を翻弄。ホームランを放つなど、投打にわたって活躍してみせた。これには地元メディアからも「フォーシーム、スライダー一辺倒のK・スズキと比較しても、スタッシにはリード面での工夫が見える。開幕にコンビを組んだ時と比較して、この大谷―スタッシはうまく機能している」と称賛の声が上がった。大谷自身も「丁寧に捕球してくれたので、そこが印象的だった」と評価している。
これから激しさを増すポストシーズンに向けた戦いには、何といっても扇の要である捕手の安定感は欠かせない。この日の試合の結果を受け、今後大谷とバッテリーを組むのが誰となるのか、し烈な正捕手争いにも注目だ。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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