薬味野菜ミックスの作り方&保存法と、プロ直伝の冷奴レシピ2選
おいしくて、作っておくと使える!と注目を集めている、大葉(しそ)・ショウガ・みょうがを使った自家製の「薬味野菜ミックス」。料理研究家の高城順子先生に、基本の薬味野菜ミックスの作り方&保存法と、冷奴にのせるだけの薬味野菜ミックスを使ったアレンジレシピを教えていただきました。
基本の薬味野菜ミックスの作り方&保存法
基本の薬味野菜ミックスは、カットした大葉、ショウガ、みょうがを軽く混ぜるだけ。それぞれの薬味野菜の割合は、好みに合わせて調整してください。
基本の薬味野菜ミックスは、冷奴にのせたらシンプルにしょう油をかけていただきます。冷奴のほかに、味噌汁に入れたり、刺身に添えたり、そうめんやざるそばの薬味にするなど、いろいろな料理に使えます。
材料(作りやすい量)
ショウガ:1片(30g)10枚
みょうが:4本
大葉:10枚
作り方
ショウガは千切りに、みょうがは小口切りにして水に5分ほどつける。
大葉は軸を取り、縦二つに切ったあと、千切りにして水に5分ほどつける。
1と2をザルにあげて水をよく切り、キッチンペーパーに包んで水気を拭いたら、軽く混ぜ合わせる。
薬味野菜ミックスの保存の仕方
キッチンペーパーを敷いた保存容器に薬味野菜を入れ、冷蔵庫で保管(キッチンペーパーは湿ったら取り替えます)。2~3日ほどで食べきるようにしましょう。
簡単!薬味野菜ミックスのアレンジレシピ
基本の薬味野菜ミックスに、のどごしが良い野菜を加えて食感を生かしたレシピと、調味料と油を加えて風味をアレンジしたレシピをご紹介します。
●モロヘイヤをプラスした「のど越しツルっと冷奴」
材料(1人分)
基本の薬味野菜ミックス:適量
モロヘイヤ:正味40~50g
豆腐:1/3~1/2丁
めんつゆ:適量
作り方
モロヘイヤは葉を摘み、塩少々(分量外)を入れた熱湯で茹でて、水に取って冷ます。冷めたら水気をよく絞ってみじん切りにする。
豆腐に1をのせ、その上に薬味野菜ミックスを盛り付けて、めんつゆをかける。
●ネギ塩とごま油をかけた「香ばし冷奴」
材料(1人分)
基本の薬味野菜ミックス:適量
豆腐:1/3~1/2丁
サラダ油:大さじ2弱
[A]
長ネギのみじん切り:1/2本分
おろしショウガ:小さじ1/2
塩:小さじ1/4
砂糖:ひとつまみ
こしょう:少々
オイスターソース:小さじ1/2
ごま油:小さじ1/2
作り方
Aを合わせ、熱したサラダ油をかけて混ぜ合わせる。
1を10~15分ほどおいて、味をなじませる。
豆腐に2をのせ、その上に野菜ミックスを盛り付ける。
大葉、ショウガ、みょうがを刻んでおくだけで、サッと作れる薬味野菜ミックス。作っておくだけで、いろいろな料理が楽しめます。
大葉(しそ)・ショウガ・みょうがなど、薬味野菜の保存はコチラ
高城順子
料理研究家・栄養士
女子栄養短期大学食物栄養科卒。和・洋・中華料理の専門家に師事した後、料理教室の講師を経て、フリーの料理研究家に。研究途上、栄養学の見地から野菜や果物のより有効な活用を思い立ち、エスニック料理の真髄を学ぶために東南アジア諸国を訪問。そこで習得した「美味しい健康食」の料理法をまとめ、発表した『くだものと野菜のヘルシークッキング』は、各方面から評価を得る。
入手しやすい材料からちょっとした工夫で作る家庭料理が人気。テレビをはじめ、多数の雑誌で料理を発表し続けるとともに、新しい時代の食文化啓蒙活動にも力を入れている。
[みょうが]切り方や下ごしらえのコツ、含まれる栄養素は?
シャキッとした歯ごたえがあり、さわやかな香りがする香味野菜。日本では刻んでそうめんなどに添える薬味として好まれています。地下茎から出るつぼみの部分を食べます。
最終更新:2022.12.28
文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
監修:高城順子、カゴメ
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