かき氷にだってカロリーはある!カロリーオーバーに注意
夏はやっぱりかき氷!暑い日のクールダウンにはピッタリです。アイスよりカロリーが低そうですが、実際どのくらいカロリーや糖質があるのか調べてみました。ふわふわのかき氷にする方法や、自家製のシロップや練乳の作り方も紹介します。
かき氷のカロリーと糖質ってどれくらい?
かき氷はアイスに比べると、カロリーが低いイメージですが、実際はどのくらいカロリーと糖質があるのか調べてみました。一般的なかき氷のシロップは、100mlあたり約200kcalです。糖質は約50gになります。
味が変わっても、カロリーや糖質はほぼ同じです。夏祭りで買う小さめのカップで、35mlほどのシロップをかけるので、カップ1杯当たり、約70kcal、糖質は約18gになります。
アイスに比べると、かなり低カロリーです。しかし、シロップの量でカロリーと糖質は変わります。ダイエット中には、シロップの掛け過ぎに注意しましょう。
ファミリーレストランやカフェのかき氷は、サイズも大きく、シロップもたっぷりかかっています。トッピングが沢山乗っている場合も多いので、カロリーが高い傾向にあります。500kcal以上あるメニューもあるので、カロリーが気になる方は注文前に確認しましょう。
トッピングでかき氷に栄養をプラス!
トッピングがあると、かき氷の味わいもグッとアップします。定番の、練乳や茹であずき。さっぱりしておいしい、フルーツ系。
かき氷の栄養は、シロップだけだと糖質のみですが、トッピングをつけると、他の栄養もプラスされます。カロリーが高くなり過ぎないようにシロップを少なくして、トッピングをつければ、立派な間食になります。
練乳(コンデンスミルク)
練乳は牛乳に砂糖を加えて煮詰めて作るので、牛乳と同じく栄養豊富です。カロリーは100gあたり、約314kcal。糖質、約56gになります。
かき氷1杯に30g、大さじ2杯ほど使ったとすると、約94kcal、糖質、約17gになります。練乳はカロリーも糖質も高いですが、たんぱく質や脂質カルシウムなども補えます。
茹であずき
茹でたあずきは缶詰などで簡単に買うことができて便利です。缶詰の茹であずきは100gあたり、約202kcal。糖質、約46gになります。30gあたり、約61kcal。糖質、約14gになります。あずきもカロリー、糖質ともに高めですが、食物繊維やカリウム、ポリフェノールなども補えます。
フルーツ缶詰
フルーツは食物繊維やビタミンが豊富で、カロリーも低いものが多いです。しかし、生のフルーツは食べきれないこともあり、ハードルが高いと思われる場合は、缶詰を利用してみてはいかがでしょうか。
ミックスフルーツなどもあり、色々なフルーツをたのしめます。メーカーによって違いはありますが、100gあたり100kcal以下のものが多く、種類も豊富なので、好みにあわせて選べます。
手作りシロップでカロリーダウン
市販のものを使うと手軽ですが、シロップや練乳を手作りしてみてはいかがでしょうか。自分で作れば、砂糖の量や種類を変えられるので、カロリーを控えることもできます。シロップや練乳は、余ってしまうことも多いので、好きな量を作れるのも嬉しいポイントです。
手作りシロップ
基本のシロップ
砂糖と水を1対1で混ぜて、煮詰めるだけです。弱火で焦げないように、混ぜながら煮詰めていきます。冷めるととろみが増すので、少しトロッとするくらいで完成です。砂糖の種類を黒糖に変えれば、コクにある黒蜜になります。
いちごシロップ
いちごの旬は春なので、夏には手に入りにくいですが、いちごシロップなら冷凍のいちごが使えます。材料は、いちご・砂糖・レモン汁です。砂糖は、いちごの重さの半分位の量が基本です。
少量作る場合は電子レンジでも作れます。材料を全て混ぜ、電子レンジで2分位加熱して混ぜる、を繰り返し、とろみがついたら完成です。
ジュースでシロップ
100%ジュースを使うと、好みの味のシロップが、簡単に作れます。基本はジュースと砂糖を、1対1で混ぜて作ります。作り方は基本のシロップと同じで、少しトロッとするくらいまで、煮詰めて完成です。砂糖の量は、ジュースの種類や好みで加減してください。
手作り練乳
材料は牛乳と砂糖のみ。牛乳を半量になるくらい煮詰めます。なので、牛乳の量は、欲しい量の倍。砂糖は牛乳の1/5位が基本です。
少量の場合は、電子レンジでもつくれますが、吹きこぼれるので、大き目のボールを用意してください。鍋で煮詰める場合は、混ぜながら、弱火でゆっくり加熱してください。火が強いと、吹きこぼれや、焦げつきの原因になります。
自宅でふわふわかき氷!
自宅でかき氷を作る場合、氷にもこだわってみてはいかがでしょうか。用意するのは、砂糖又は、粉寒天です。それと、かき氷用の製氷カップも用意しましょう。一般的な冷凍庫で作る四角い氷は、角が多くなるので、ふわふわのかき氷作りには向いていません。
水、200mlに対し、砂糖大さじ3。粉寒天の場合は、水、200mlに対し、粉寒天1.5gを溶かします。水だと溶けにくいので、少量のお湯で溶かしておくと、混ざりやすくなります。この水で氷を作ると、水と水の間に空気が入り、ふわふわのかき氷になります。
おわりに
かき氷は低カロリーで、夏のデザートにはピッタリです。コストパフォーマンスも良いので、夏休みのおやつにも活躍します。この夏は、シロップや練乳作りに挑戦して、ちょっと豪華なかき氷を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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