食べ過ぎてない?1人前のそうめんの量とカロリーは
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そうめんを食べるとき、1人あたり何束茹でますか?そうめんの1人前の量はどのくらいなのか、1人前のカロリーはどのくらいあるのか調べてみました。他にもそうめんの栄養や糖質、満足感がアップする食べ方も紹介しています。
そうめんの1人前は何束?カロリーも要チェック
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夏に大活躍するそうめん。1人前は何束なのか、気にしたことはありますか?足りなくて、茹で直すのも面倒なので、多めに茹でる家庭が多いのではないでしょうか。しかし、多めに茹でて「少し余らせても…」と、ついつい食べ過ぎていませんか?
そうめんはのど越しがよく、ついつい食べすぎてしまいます。1人前の量と、カロリーをしっかり把握して、食べ過ぎないように注意しましょう。
そうめんの1人前は?
そうめんの一束の量は、メーカーによって変わりますが、50g前後の商品が多いようです。パスタなどもそうですが、乾麺の状態で1人前、100gが標準とされています。一般的なそうめんで、2束です。
しかし、めんつゆに薬味を入れて食べる、冷えたそうめんは、ツルツルと食べられてしまいます。2束では物足りなく、多めに茹でている家庭も多いのではないでしょうか。
そうめんのカロリー
1人前のそうめん(乾麺)100g、333kcal
100gのそうめんは、茹でるとだいたい270gになります。水分を含んだことで、重量はふえますが、カロリーは100gの乾麺とほぼ同じです。ごはんは軽めに盛り付けて、お茶碗1杯180gで、約280kcalになります。
しっかり200g食べても約310kcal。1人前のそうめんとごはんのカロリーは、さほど変わりません。そうめんのカロリーが低いと思われていた方は、茹でたそうめん100gのカロリーを目にしていたかもしれません。
茹でたそうめん100gのカロリーは、114kcalと低いですが、乾麺の状態では、40g弱。一般的なそうめんの1束よりも少ない量です。そうめんは柔らかく、のど越しもいいので、噛む回数が少なくなりがちです。意識しないと、食べ過ぎてしまうので注意しましょう。
そうめんの栄養価や糖質量
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そうめんの原材料は小麦粉で、そのほとんどが炭水化物です。糖質は茹でたそうめん、1人前(270g)で約67g。ごはん1杯(180g)の糖質は、約64gになるので、糖質もごはんとあまり変わりません。そうめんを食べるときに、めんつゆを使えば、糖質はさらに上がります。
そうめんはカロリーや糖質もごはんと変わらず、栄養価も低いと残念な結果になってしまいました。しかし、そうめんの魅力は、消化しやすく、お腹に優しいところです。夏は冷たいものを食べ過ぎで、胃腸が疲れやすくなっています。
また、暑さで食欲が落ちている方でも、そうめんは食べやすいのではないでしょうか。そうめんと薬味だけでは、栄養が不足してしまいます。付け合わせやトッピングを加えて、栄養価をアップしましょう。
胃腸が疲れている時は、天ぷらなどの油ものや、ごぼうなど、食物繊維が豊富な食べものはさけた方が、お腹にやさしい食事になります。
食べ過ぎ防止!そうめんの満足感のある食べ方
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しっかりと、付け合わせやトッピングを用意しましょう。付け合わせやトッピングがあると、そしゃく回数が増えるので満腹感もアップします。そうめんの量を減らして、カロリーを控えたいときにおすすめなのがにゅうめんです。
にゅうめんには、汁ごと食べるので、そうめん1束でも満足感があります。白だしをベースに、卵ときのこを入れたにゅうめんで約230kcal。食物繊維やたんぱく質もプラスされ、栄養バランスもアップします。
一つの鍋でOK!そうめんのゆで汁で簡単トッピング
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豚しゃぶ
豚肉は夏バテ防止に役立つ、たんぱく質とビタミンB群が豊富な食べものです。豚肉に含まれるビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える働きがあるので、糖質高めのそうめんとも相性バッチリです。
豚肉をおいしく茹でるポイントは、熱湯で茹でないことです。そうめんを茹でた鍋は、火を止め、豚肉を入れて火を通します。火が通ったらザルにあげ、水にはさらさず、そのまま冷ますのもポイントです。柔らかな豚しゃぶに仕上がります。
お肉の量が多い場合は、何回かに分けてお湯に入れてください。お肉の温度で、お湯が冷めすぎてしまうことがあります。冷めたらまた、温め直してから茹でましょう。
オクラ
緑黄色野菜で夏が旬のオクラ。そうめんとの相性もバッチリです。オクラに含まれる水溶性食物繊維は糖の吸収を緩やかにし、血糖値が急激に上がるのを防いでくれます。他にもビタミン類や塩分の排出に必要なカリウムが含まれています。
そうめんは塩分を摂り過ぎてしまう傾向が強いので、カリウムも積極的に摂りたい栄養のひとつです。オクラは生でも食べられるので、茹で過ぎないように注意しましょう。
茹でる前に切ってしまうと、栄養が溶け出してしまうので、茹でてから切るようにします。食欲がないときは、刻んでめんつゆに入れてもおいしく食べられます。納豆など、他のネバネバ食品と混ぜて、ぶっかけにして食べてもおいしいです。
おわりに
そうめんは、意外にカロリーが高い食べ物でした。のど越しがよく、意識しないと、ついつい箸がすすんでしまうので気を付けなければいけません。しかし、暑くて食欲が落ちているときや、胃腸が疲れているときでも、食べやすいメニューです。
なにより、夏を感じる食べ物で、暑くなると食べたくなります。そうめんだけでなく、付け合わせやトッピングを用意して、夏の味覚を楽しみましょう。
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