Xperia Tablet Z SO-03E開封の儀
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3月22日に発売されたXperia Tablet Z SO-03E(以下Xperia Tablet Z)を入手したので早速開封の儀を執り行います。Xperia Tablet Zは、Xperiaブランドとしては2機種目となるタブレットで、従来のSony Tablet、Xperia Tablet Sとは違い、今回はSony Mobileで開発されたNewComerと呼べるものとなっています。今回入手したのはそのドコモ版で、HSPA/LTEのモバイルデータ通信に対応するほか、ワンセグやスマートフォン向け放送局「NOTTV」、ドコモ系アプリ・サービスに対応する点が4月13日に量販店などで発売されるメーカー版との大きな違い。この仕様のモデルはSO-03Eしか発表されていないのでWi-Fi版にはない機能を利用するにはドコモ版を購入するしか今のところ方法はありません。高機能なだけ高価ですが、現行の10.1インチタブレットの中ではトータルで最高スペックの1台と言えるのではないでしょうか。スペックは10.1インチ1,920×1,200ピクセルのTFT液晶( Realityディスプレイ)、Qualcomm Snapdraogn S4 Pro APQ8064 1.5GHzプロセッサ、2GB RAM、32GB ROM、背面に810万画素Exmor Rカメラ、前面に220万画素カメラを搭載。Micro SDカード(最大64GBまで)ワイヤレス通信機能はWi-Fi a/b/g/n、Bluetooth v4.0、NFC(Type-A/B)、DLNA(DTCP-IP対応)、赤外線リモコン、HSPA/LTE。ワンセグやNOTTVにも対応します。バッテリー容量は6,000mAh。本体サイズは本体サイズは約172 mm×266 mm×6.9mm、質量は495g。防水(IPX5/X7)、NFCのワンタッチ接続、Miracast(スクリーンミラーリング)とMHLのワイヤレスディスプレイにも対応します。バッテリーSTAMINモード、ディスプレイこホワイトバランス調節機能、MyXperia機能は非搭載です。では開封していきます。まずは箱から。箱はXperia Zの拡大版といった感じです。こういったデザインは国内版だけでしょう。Xperia Tablet Zとご対面。今回入手したのはホワイトカラーです。
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続いて同梱品を紹介します。同梱品はXperia Tablet Z本体(バッテリー内蔵)、インイヤータイプのヘッドセット、充電ホルダー、取説・保証書などの書類。卓上ホルダが付属するのは好印象。
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付属の卓上ホルダでは、Xperia Tablet Zをスロットインするだけで充電させることができます。USBで接続したり、Xperia Tablet Sのように端子を変更する必要はありません。
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Xperia Tablet Zの外観は、スマートフォンのXperia Zと同じように無駄のない非常にシンプルなデザインが採用されています。厚みのある1枚の板のような感じの外観で、従来のタブレットとはデザイン的に一線を画したものとなってます。Xperia Zとデザインが共通しているので側面を持った感じはXperia Zに近い印象を受けます。厚さが6.9mmと薄型、質量も495gしかなく、Nexus 10よりもはるかに軽い印象を受けました。
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入手したXperia Tablet Zはカラバリが”ホワイト”のもの。側面と背面のホワイトカラーとなっています。背面もフラット形状で、表面パネルはガラスパネルではなくプラスチックパネルが採用されており、表面の質感はツルツルではなく若干マットな感じ。指紋が付着しにくく、ホワイトなので皮脂汚れ等も目立ちません。金属の質感がほぼ無いので冬場冷え冷え状態になることもありません。
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本体下部にはMicro USB端子(左側)Micro SIMカードスロットとMicro SDカードスロット(右側)があります。どちらも蓋つきです。蓋の形状や取り付け感覚はXperia Zとほぼ同じ。
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上部には赤外線ポート(黒い部分)とマイクがあります。
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左側面には電源ボタン、ボリューム上下ボタン、通知&充電用のLEDランプ、左側にはワンセグとNOTTV、FMラジオ用のアンテナが内蔵されています。電源ボタン左側の蓋を開けると3.5mmオーディオジャックが出てきます。
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右側面にスピーカー以外は何もありません。
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Xperia Tablet Zには左右下部にスピーカーが搭載されており、角をまたいで左右それぞれ2つのスピーカー口が搭載されています。音は合計4つのスピーカー口から出てくる仕組みです。Xperia Tablet ZはS-Force Front Surround 3Dにより内蔵スピーカーでバーチャルサラウンドが体感できます。この4つのスピーカーを駆使して実現しているものとみられます。実際にS-Force Front Surround 3Dを体験してみましたが、30cmほど離れたところで聴くと音に立体感を感じることができました。音質はかなり良いです。
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SO-03EではワンセグとNOTTVのテレビ番組が視聴でき、それ用のアンテナも内蔵されています。大画面タブレットなのでテレビ番組が視聴できるのは良いですね。Xperia Zのようにアンテナケーブルを接続しなくても受信できるので利便性も高いと思います。DTCP-IPにも対応しているのでnasne等の地デジ・CS・BSのテレビ番組を視聴・ダウンロードすることもできます。
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次の写真はワンセグを起動したところ。
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OSはAndroid 4.1.2(Jelly Bean)。ソフトウェアのビルド番号は「10.1.E.0.244」。UIや搭載アプリなどソフトウェア仕様もXperia Zと共通していますが、ホームアプリを始めとしたアプリの多くはタブレット用UIで表示されます。動作性能については、クアッドコアプロセッサ&2GB RAM搭載ということで非常にスムーズ。ただ、ワイヤレスディスプレイを利用すると動作がもっさりします。これは仕様でしょうか?Nexus 4などの他の機種でMiracastを利用しても動作がもっさりすることはないのですが・・・。
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Xperia Tablet Sと比べるとデザインが大きく変わりました。偏重心構造で片側が膨らんだデザインではなく、フラットでバランスの取れた形状。ボタンの形もほぼ新しくなっています。リニューアルといった感じですね。画面サイズが10.1インチに拡大したこともあり、横幅が少し大きくなりました。縦幅はほぼ同じです。
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Nexus 10とのサイズなどを比較。フルHDディスプレイを搭載したと言っても、Nexus 10のWQXGAには及びませんが、同じ10.1インチ端末でも薄さや軽さではXperia Tablet Zに分があります。体感的な性能にはさほど違いはありませんでした。
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SO-03EはSIMカードを装着しなくても起動し、Androidタブレットとして使用することはできますが、SIM無しで運用した場合、モバイルデータ通信が利用できなくなるのは当然のことながら、NOTTVも視聴できなくなります。おそらくSIMカードの契約情報を参照するアプリも利用できなくなると思います。Nexus 7などのWi-Fiタブレットと同レベルで利用できれば良いという方にとっては、SIM無し運用で困ることはないかと思います。
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