ジューシーなフィレオ&さっぱりヨーグルトベースソースが絶品! サスティナブルな北青山『The Burn』期間限定サーモンバーガーを食べてみた

白夜とオーロラが観測でき、「北のパリ」と称されるトロムソに本拠を置くノルウェー水産物審議会が、「サスティナブル(Sustainable)」「シーフード(Seafood)」「サーモン(Salmon)」「サバ(Saba)」を啓発するキャンペーン『Select S』を2021年6月1日よりスタート。東京・北青山の『The Burn(ザ・バーン)』では、リッチなサーモンバーガー(1650円・税込)が2021年6月4日~18日のランチタイム(11:30~14:30 ラストオーダー13:30)の期間限定で提供されています。

『フィレオノルウェーサーモンバーガー』は、ゆずソースに漬けたクランベリーときゅうりに、ボリューム感のあるサーモンフィレが乗り、ヨーグルトベースでハーブとライムジュースで合わせたレリッシュソースがふんだんに添えられた一皿。「グルメハンバーガー」でも、シーフードがメインというあたりにも希少性があるのではないでしょうか。

サーモンフィレオはパサつきが全く感じられず、とにかくジューシー。衣の軽さと相まってサーモン本来の旨みを感じることができます。クランベリーとレリッシュソースの酸味が際立ち、どことなく和の香りも鼻孔をくすぐります。「食欲イマイチだけどしっかり食べたい」という際にもオススメです。

1970年代からサーモンの養殖に取り組んでいるノルウェー。産学連携により、周囲の生態系を尊重しつつ産業を発展させるために、養殖場は沿岸28,953km以内に749ヶ所以下に制限されており、海運エリアから十分に離れたフィヨルドに置くこと、2.5%のサーモンにつき、97.5%以上の水量を確保することなどが厳格に定められています。魚のストレスは味に影響されるといい、タンパク質、ビタミンA・D・B12、抗酸化成分、オメガ3といった栄養価の高さにも注目したいところ。環境への配慮と味覚を両立しているというあたり、「あえて選ぶ」材料を消費者に提供しているといえるのではないでしょうか。

「カラダにやさしい」「魚にやさしい」「海にやさしい」「生産者にやさしい」を目指しているという『Select S』。ニューヨークで活躍し、サスティナブルに早くから着目してきたエグゼクティブ・シェフの米澤文雄氏の『The Burn』とのコラボメニューは、一度賞味する価値ありです。

『The Burn』

住所:東京都港区北青山1-2-3 青山ビルヂングB1F
時間:ランチタイム 11:30~14:30 (13:30 L.O.)
期間:2021年6月4日(金)~6月18日(金)
※Sバーガー提供は平日ランチのみ。月曜定休)

Select S
https://select-s.info/ [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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