摘みたての生の茶葉を使ったお茶に感動! 「お~いお茶」の「茶畑エクスプレス」で当たる手もみ茶作り体験に“茶レンジ”してみた

こっくり美味しいお茶。この季節ならではの緑茶の味わいは、初夏の醍醐味のひとつですよね。ガジェット通信編集部は「お~いお茶」の伊藤園さんからお招きいただき、お茶の生の葉からお茶をつくる手もみ茶づくりを体験してきました。この手もみ茶づくりは伊藤園「お~いお茶」の公式キャラクターである“お~いお茶くん”Twitterアカウント( @oiochakun )が募集中の、お茶づくりに挑戦する「#茶レンジャー」として自宅で実際に体験できる工程を、先行して体験させてもらったもの。

「#茶レンジャー募集」の挑戦状!?

ある日、編集部に届いた1通のお手紙。緑の文字で「挑戦状」と書かれています。挑戦状……?

中には

ガジェット通信編集部 御中
「お~いお茶」からの挑戦状
お茶づくりは時間との戦い、誰か手伝って!
#茶レンジャー募集のお知らせ

の案内が。「摘みたての茶葉によるお茶づくり体験をお届けする新たなキャンペーンを展開するので、先行体験をしてご意見ください」……とのこと。

本格的な出来たてのお茶、一度は飲んでみたいものですよね。

せっかくなので“#茶レンジャー”になるべく、指定された会場へ伺うことに。渋谷と原宿の間にある、緑に囲まれた隠れ家カフェとギャラリー“JINNAN HOUSE”を訪れました。

ティーテイスター水野さんが直々にお茶の揉み方をレクチャー!

会場で編集部一同を出迎えてくれたのは、伊藤園のお茶のプロフェッショナル、ティーテイスターの水野さん。

材料は、お茶の生の葉のみ。この茶葉は狭山の農園から摘んだばかりで、なんと摘んでから24時間以内に冷蔵で運ばれた新鮮な茶葉を使います。ビニール袋の中では、茶葉がまだ生きて呼吸をしています。この茶葉を放置すると発酵し、ウーロン茶や紅茶になるそうです。

ビニール袋の中のお茶のにおいをかいでみると、香りはお茶の香り……というより葉っぱの香り。

とれたての葉っぱを観察してみます。ベビーリーフのような茶葉の新芽。ふだん飲んでいるお茶として使われるのは、穂先の3枚目までなのだとか。

いざ茶もみ体験!

まずは、茶葉を蒸らすところから。

茶葉をお皿に置き、ラップをかけレンジで1分半加熱。

蒸らし終わった茶葉。かさが葉っぱの状態より減りました。

レンチンし終わった茶葉をキッチンペーパーに広げ、

ウチワを使ってある程度冷まします。ここからは水分を取っていく作業へ移ります。

目標は水気がなくなるまで! 何度も手もみするよ

今度は茶葉をホットプレートで加熱。

取り出してキッチンペーパーに押し付け、丹念に水分を取っていきます。

茶葉を手で粘土細工のようにこねます。これは楽しい! 「水分を取りながらもむ」~「加熱する」の工程を繰り返していきます。

でも、なかなか水分が抜けない……ちょっと焦ってきました。

工程を繰り返すと、だんだん茶葉の触感が変わってきます。例えるなら、ホウレンソウのおひたしから、水分を含んだ山菜程度になるまでに3~4回工程を繰り返しました。

よく知っている、カラッとした茶葉になるまでには遠き道のり……。「できてる~?」お~いお茶くんもチラッと見学中。

時間をかけ、ようやく市販の茶葉らしいものが出来上がります。長い道のりでしたが、茶葉の湿気が取れました。ヤッター!

お~いお茶くんもニッコリ。

とれた茶葉は急須1~2回分。貴重な1杯ですね。

作りたて! 出来上がったお茶を淹れてみた

さて、出来たて、もみたてのお茶を淹れてみることに。

急須へスプーン2杯ほど茶葉を入れます。

沸騰したお湯は100℃なので、湯を湯飲みへ注ぎ冷まします。お茶にちょうどいい抽出温度は70~80℃。1回器を移すと約10℃下がるので、湯飲みから湯飲みへ2~3回移して冷ましていきます。

移し替えた後、急須へ湯を注ぎます。

フタをしたら1分半程度、急須でじっくり蒸らせば完成!

お茶を均等に入れます。最後の一滴に旨みが詰まっていると言われているそうで、しっかり急須の中のお茶を入れきるのがコツ。

出来上がったお茶はどんな味?

出来上がって注いだお茶ですが、色が薄いので上手に手もみできたのかな……と不安になりつつも一口。

飲んでみてビックリ! 濃い色味ではなかったのですが、まさにお茶そのもの。絶品です!

緑茶の深い香りが上手に抽出されており、旨味成分のテアニンによるとろみを感じます。ホッコリ温まる味わい。手もみで苦労した分ひとしお美味しい~!

「飲み終わって急須に残った茶葉ですが、一番茶でしたらポン酢で食べても美味しいですよ」と水野さん。

「粉々になったお茶は、サッと抽出するお寿司屋さんのアガリのようなお茶になります」とのこと。知らなかったお茶豆知識の数々。貴重な体験、ありがとうございました!

ガジェット通信からワンポイントアドバイス

ここで、摘みたての茶葉によるお茶づくり体験をお届けする新たなキャンペーンの、企画相談ミーティングが始まります。

筆者が「最初は楽しいけど、なかなかハードでした」と感想を伝えると、ガジェット通信の宮原編集主幹から「作業に時間がかかるので、ゴールが見えないと心が折れそう」「これぐらい水分が抜ければOK、という完成形が見えるとよいのでは?」とアドバイスが。

この意見に対して、「完成見本の茶葉を入れたり、完成した写真をマニュアルに載せるといいかもしれないですね」と水野さん。お~いお茶くんも真剣に話を聞いています。当選者に茶葉と一緒に送るマニュアルについてはさらに、「焼肉に使ったホットプレートを使うと茶葉ににおいが移ってしまうので、よく洗ってから使うように注意を呼び掛けた方がいいかもしれないですね」と、いろいろ改善点が思い浮かぶ様子でした。

キャンペーンについては、他のウェブメディアからも事前にアドバイスが寄せられたそうです。皆さんにお茶づくりのキットが届くときには、どのように意見が反映されるのでしょうか。

キミはできる? トリセツのみで生の茶葉からお茶をつくってみた(笑うメディア クレイジー)
【実録】摘みたての茶葉からお茶を作ろうとしたら「伊藤園」のヤバいやつに激ギレされたでござる(ロケットニュース24)

キャンペーンはTwitterから参加!

摘みたての生茶葉からお茶づくりを体験できるキャンペーン「#茶畑エクスプレス〜あなたは生の葉からお茶をつくれるか?〜」は、6月21日から伊藤園お~いお茶くんTwitterで募集を開始しています。

ちょっと骨が折れる作業ですが、手作りのお茶の鮮度は格別です。お茶好きなら是非、“#茶レンジャー”に名乗りを上げてみては?

キャンペーン概要
・キャンペーン名:#茶畑エクスプレス〜あなたは生の葉からお茶をつくれるか?〜
・概要:伊藤園の契約茶畑から収穫24時間以内のお茶の生の葉とその作り方をセットにした
    オリジナルの「鮮度体験キット」を24名にプレゼントするキャンペーン
・応募資格:日本全国(離島を除く)にお住まいの方で7/10(土)に受け取り・調理ができる方
・応募方法:STEP1.Twitter (@oiochakun)をフォロー
      STEP2.キャンペーン告知投稿をリツイート
      STEP3.キャンペーン告知投稿内の応募フォームに記入
      ※応募するTwitterアカウントは公開設定にしてください。
・応募期間:2021年6月21日(月) – 7月4 日(日)
・当選通知:2021年6月28日以降、随時応募いただいたTwiterDM宛に当選連絡

お~いお茶 茶畑エクスプレス|伊藤園
https://www.itoen.jp/oiocha/oiochakun/chabatake-ex/

撮影:オサダコウジ

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erini (エリーニ)

漫画描くグルメ記者。バレエを踊ったりします。 食べ合わせを日夜研究中。犬好き。

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