世界が涙したブラック・ウィドウの決断理由は“過去”にあった?「本作を見ると『アベンジャーズ』シリーズの見方が変わる」
美しき最強のスパイ“ブラック・ウィドウ”の過去と 秘密が描かれる映画『ブラック・ウィドウ』が7月8日(木)映画館&7月9日(金)ディズニープラスプレミアアクセス公 開となります。
本作は『アベンジャーズ/エンドゲーム』よりも以前のエピソードが描かれているため、ブラック・ウィドウがなぜ『エンドゲーム』で衝撃の決断をしたのか、ついに謎が明かされます。ケイト・ショートランド監督は決断理由について「本作で過 去の自分を許す出来事があったのかもしれません。」と語っているが、一体その出来事とは何なのか?今まで明かされることのなかったブラック・ウィドウの“過去”に注目が集まっています。
本作の時系列は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の直後で『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』までの空白期間が描かれる。そしてアベンジャーズと離れたブラック・ウィドウの“過去”と今まで描かれなかったもうひとつの“家族”、そして彼女が背負い続けてきた暗殺者としての過去の自分と決別するため、“偽りの家族”と共に挑む壮絶な戦いが描かれます。
監督を務めたケイト・ショートランドは「過去のマーベル作品ではブラック・ウィドウが過去の自分に憤りを感じているシーンがありました。本作で彼女は、過去にやったことを自分自身で許すことが出来るんです」と明かしており、ブラック・ウィドウが 『アベンジャーズ/エンドゲーム』で自身の命に関する重大な決断を下した理由は、今まで明かされることのなかった彼女の “過去”に大きく関係しているよう。これまでの過去作で、ブラック・ウィドウがアベンジャーズになる前にロシアにあるレッドルームで厳しい鍛錬を積み、スパイとなり孤独な暗殺者として洗脳されていたことは明らかになっています。
ブラック・ウィドウは本作の予告編で「いつか決断の時が来る。自分が何をすべきか。どう在りたいか。決めたの、もう逃げない」と言っているように、彼女はレッドルームがいまだ多くの女性達を鍛錬し洗脳状態に置かれていることを知り、“偽りの家族”との再会によってその過去と 正面から向き合うことを決意します。ブラック・ウィドウを演じたスカーレット・ヨハンソンは本作について「彼女にはまだやり残したことがあり、どこまでも付きまとう罪悪感があるの。本作を見ることでブラック・ウィドウがなぜ『エンドゲーム』で苦渋の決 断をしたのか理解すると思うわ」と明かしており、謎多きアベンジャーズのメンバー、ブラック・ウィドウの過去が初めて語られる本作で『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、本当の意味での完結を迎えるといっても良いのかもしれまえん。
ブラック・ウィドウの全ての謎が明らかとなった時、 マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが「本作を見ると『アベンジャーズ』シリーズの見方が変わる」と断言する本作にますます期待が高まるばかりです。
第92回アカデミー賞で主演女優賞&助演女優賞のWノミネートを果たした、ハリウッドを代表する女優スカーレット・ヨハンソンが演じる“美しき最強のスパイ”ブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフ。アイアンマンやキャプテン・アメリカ等アベンジャーズを「家族」と呼ぶほど大切にし、その一員として戦ってきた彼女が、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で下した決断は世界に大きな衝撃を与えました。孤独な暗殺者だった彼女はなぜアベンジャーズというヒーローになったのか? そしてなぜ、衝撃の決断にいたったのか―この作品は、その背景につながる過去をぜひご自身の目で!
(C)Marvel Studios 2021
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