ベーコンのカロリーとは?栄養価やカロリーオフする方法を紹介
そのまま焼いて食べても、さまざまな料理に使っても美味しいベーコン。ほどよい塩分と溢れ出る脂身が美味しいですが、やはりカロリーは気になるところですよね。今回は、ベーコンのカロリーや栄養価を知り、カロリーを抑える方法や食べ方を学びましょう。
ベーコンのカロリーはどれくらい?
そもそもベーコンは何の肉でしょうか。ベーコンとは、豚肉を塩漬けして熟成させ、低温で燻製させた保存食品です。主にバラ肉で作られており、部位によって、ロース肉はロースベーコン、肩肉はショルダーベーコンと種類が分けられています。
焼いたときの香ばしさがベーコンの特徴で、塩分や香ばしさを活かし、料理の味を引き立たせるために利用されることが多くなります。また、生肉よりも長持ちするので、冷蔵庫に常備しておくと便利な食材です。
ベーコンのカロリーは?
豚バラ肉で作られたベーコンのカロリーは、100gあたり「405kcal」です。1枚(約20g)でのカロリーは、「69kcal」になります。ロースハム(100g)のカロリーが196kcalなので、ベーコンのカロリーはハムの約2倍です。
含まれるカロリーの高さには驚いたのではないでしょうか。ベーコンだけを一度にたくさん食べることは少ないですが、やはり食べ過ぎには注意しましょう。
ベーコンに含まれる栄養価は?
ベーコンに脂質が多いのは、見た目でも分かりますよね。それ以外になるとどうでしょうか。次に、ベーコンには含まれる栄養価を見ていきましょう。
ベーコン100gあたりに含まれる脂質は31.9g、たんぱく質は12.9g、炭水化物は0.3g、糖質の量は0.3gです。ビタミンやミネラルの中では、ビタミンB1とビタミンCが多く含まれています。
ベーコンは脂質とたんぱく質が豊富
脂質は健康に悪いイメージがあるかと思いますが、細胞膜やホルモンを作る成分となり、体温や内臓を保護するために欠かせない栄養素です。
豚肉で作られているベーコンは、たんぱく質も豊富。たんぱく質は体の筋肉や骨、血液などを作るといった役割を果たしています。体はたんぱく質を毎日必要とするため、健康的な体作りにベーコンは重要な食材なのです。
ベーコンのカロリーを抑えた食べ方とは?
高カロリーのベーコンを食べるとき、ひと工夫加えるだけでカロリーを抑えることができます。その方法を見ていきましょう。
脂質の少ない部位の選ぶ
ベーコンは一般的に、豚バラ肉で作られていて脂質をたくさん含んでいます。一方で、肩肉で作られたショルダーベーコンは、脂質が少なく低カロリーでヘルシーです。部位を意識してベーコンを購入している人は少ないですよね。カロリーを抑えたいのであれば、まずは脂質の少ない部位を選びましょう。
カリカリに焼く
ベーコンのカロリーを抑えた食べ方として、カリカリに焼く方法があります。カリカリになるまで焼き上げることで、余分な脂身を落とすことができカロリーを抑えられます。カリカリに焼く方法はオーブンが便利です。オーブンだとベーコンをじっくり均一に加熱するので、1枚1枚が程よいカリカリ具合に仕上がります。カリカリベーコンはサラダやパスタとの相性が抜群です。
余計な油を拭き取る
ベーコンを焼く際は、油をひかずに調理しましょう。油をひかなくてもベーコンから十分に出てきます。焼いてるときに出てくる余分な油をキッチンペーパーで拭き取ることで、カロリーを抑えることに繋がります。少し手間がかかりますが、こまめにキッチンペーパーで拭き取り、余分な油をカットしましょう。
ベーコンを美味しく食べる方法
野菜やスープなど、さまざまな料理に使われるベーコンですが、べコーンステーキがおすすめです。厚切りのステーキまではいかなくても、そのまま焼いて食べる方法は、べーコン本来の旨味が堪能できます。
ベーコンは厚めを使うと焼きやすくなります。黒コショウで下味を付けて、辛みと香ばしさを楽しみましょう。ベーコンを焼くときに他の料理と同じように油を引いていませんか。ベーコンを焼くときは油を引かない、もしくは少量で大丈夫です。ベーコンから出る脂を利用できます。
焼き方は、弱火でじっくりが基本です。ただし、始めから弱火だとベーコンに火が通りにくいので、最初だけ中火で焼き、ベーコンから脂が溢れてきたら弱火にしましょう。
ニンニクはベーコンとの相性がとてもよい食材です。ベーコンと一緒に焼けば、香ばしさがプラスされます。
ベーコンのカロリーを抑えて食べよう!
ベーコンのカロリーについて紹介しました。ベーコンは高カロリーな食材ですが、使われている部位を選び、調理を工夫することで、カロリーは抑えられます。カロリーが気になる方は、ぜひ試してみてください。
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