【おうちビール】自宅サーバーで飲む工場直送生ビール『キリン ホームタップ(KIRIN Home Tap)』1カ月体験記!

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外で飲めないなら家飲みでおいしいビールが飲みたい! 冷たくてクリーミーな泡のビールでのどを鳴らせたら自宅でも幸せ満点になれるはず。そんな願望をかなえてくれるのがキリンビールが提供する会員制生ビールサービス『キリン ホームタップ』。なんと、できたて生ビールが月2回工場から直送されるサービスだ。その魅力を体験してみた。

 

会員制で味わう生ビール。できたてが工場から毎月2回やってくる!

保冷機能付きの専用ビールサーバー。2016年度グッドデザイン賞受賞

大人数で外飲みができない昨今、家飲みを楽しんでいる人も多いことだろう。だがやはり、お店で飲むお酒と家で飲むお酒の味は違う。ビールの味はもちろん泡のきめ細かさや温度、そして何よりお酒を飲む雰囲気は家では味わえない。記者もまたそう言ったフラストレーションを溜め込んでいた。

 

そんな折に舞い込んできたのがキリンビールがサービスを展開する会員制生ビールサービス『キリン ホームタップ』の体験のお誘い。聞けば、自宅に設置したサーバーで毎月2回届く出来立てのビールが飲めるサービスだという。これは今の記者にぴったり! ということで1ヶ月体験してみた。

 

『キリン ホームタップ』サービス体系は2種類。ビールの種類は常時3~4種類用意

一番搾りプレミアム。劣化しにくい特殊コーティング技術のペットボトルを採用

まずはサービスの内容について見てみよう。基本となるコースは月4Lコース(1L×2本×月2回)月8Lコース(1L×4本×月2回)の2種類。追加料金を支払えば、本数を増やすこともできる。また、今月は控えたい、というときはスキップすることも可能だ(連続3回までスキップ可能)。

グランドキリン IPA

ビールの種類は随時変更となるが、常時3〜4種類を選べるようになっている。年間を通して提供される「一番搾りプレミアム」のほか、期間限定ビールが用意されているので、味変出来るのも面白いポイント。ただし、ビールの種類によって料金が変更となるのでご注意を。

 

利用料金

<月4Lコース>(税込)月額費用8,250円~

内訳:基本料金3,190円+ビール料金5,060円~(1L×2本セット×月2回)

 

<月8Lコース>(税込)月額費用12,430円~

内訳:基本料金3,190円+ビール料金9,240円~(1L×4本セット×月2回)

※契約1年未満の解約の場合、サーバー代税込16,500円負担

セット一式

サービスが開始されると、ビールとともに専用のビールサーバーが送られてる(2回目以降はビールのみ)。それでは早速設置してその味わいを楽しませてもらおう。

 

設置はとても簡単!小さいからどこにでも設置しやすい。

ビールとサーバーが到着したら、まずはビールを冷蔵庫に保管。これが最も大事なので忘れないように。

 

サーバーの大きさは幅230×奥行き283×高さ357mm。重さは4.6㎏だ。100Vのコンセントにつなぐ必要があるが、とてもコンパクトで場所の自由度が高い。なお、注ぎ口から底面までが約180mmなので、背の高いグラスを使う場合はゆとりをもって注げる場所が良いだろう。

 

準備は次の手順の通り。

①右側面の収納扉を開け、電源コードをコンセントに接続し、電源をONにする。

②ドーム前面を押しタップハンドルを持ち上げながらふたを開ける。

③つまみを押しながら回し、ロックを解除してガスユニットを取り出す。

④黒いホルダーを外し、炭酸ガスカートリッジを入れる。

⑤ガスユニットに取り付ける。ねじ山部分が見えなくなるまで回すこと。

⑥サーバーにガスユニットをセットする。つまみを右に回してロック。

キャップの代わりにビアキャップを装着

⑦ビアラインキャップにストローを差し込む(尖っている方が下)。

⑧冷やしておいたビールのキャップを開け、ビアラインキャップを取り付ける。

⑨ビールをサーバーにセットしする。

⑩チューブを固定する。チューブが途中で折れないよう注意。

⑪ガスタンクから出ているコネクタをビアラインキャップに接続する。

ビールが垂れることがあるので受け皿を用意しておくと床が汚れない

⑫ふたを閉めて完成!

 

なお、注ぎ口から多少ビールが垂れることがあるので受け皿があると完璧だ。さぁ、いよいよ実飲だ!

まさに居酒屋級の旨さ。キンキンに冷えてやがる!

今回飲むのは「一番搾りプレミアム」。注ぎ方もとても簡単で、おしゃれな木製レバー(タップ)を手前に倒すとビールが出てくる。

グラスを傾けて泡にならないように丁寧に…

つづいてレバーを奥に倒し、泡付け。泡だけが直接出てくるわけではなく、泡が多めのビールが出てくる。初めは加減が分からないが、1度経験すればすぐに7:3の黄金比が作れるようになった。

缶や瓶をグラスに注いだ時よりはるかにきめ細かい泡。サーバーから注ぎ、綺麗な層となったビールを眺めているだけでテンションが上がる。

ゴクゴクっと爽快に喉を鳴らす。サーバー内でしっかりと冷やされているからキンキンに冷えていて最高に気持ちいい。記者の家の冷蔵庫よりもはるかに冷たいから、これだけでもサーバーを使う価値があるといっても過言ではない。

きめの細かい泡で包み込む濃厚で冷えた一杯は格別

ビール自体の味は非常にクリア。雑味や苦味がかなり抑えられており、ビールの旨味を直に感じ取れるほど。ホップの香りが強くフルーティーな風味が楽しめる。この日は「一番搾りプレミアム」をメインに、乾きものと一緒にだらだらと過ごした。なんて贅沢な時間だろうか。

 

2~4回目はシチュエーションを変えて楽しんでみた

大小さまざまなグラスが使えるのもサーバーのメリット。グラスが違うと飲み口も変わる!

1カ月を通して感じた『キリン ホームタップ』の良いところは、さらに3つ。1つ目は味変ができること。はじめにも紹介した通り、常時3~4種類のビールが用意されているので1か月の中でも最低2種類の味を楽しめる。

「一番搾りプレミアム」はちょっとしたおつまみとの相性が良いと感じたが、苦味の強い「グランドキリン IPA」は食事との相性抜群。IPAとしては苦味はかなり抑えられているが、記者としては料理の味を引き立てるちょうどいいバランス感でかなり好みの味だ。

2つ目はしっかり冷やしておけば、電源OFFにしても長時間冷たいまま飲めること。サーバーが保冷性の高い冷蔵庫となっているので、(感覚的に)1時間ほど冷やしておけば2~3時間はビールは冷たいまま。ホームタップを持ち運び、庭や縁側で一杯飲むのも気持ちいい。

リモート飲み会でも『キリン ホームタップ』でビールを注げば、雰囲気もガラリと変わる。話のネタにもぴったり!

 

そして3つ目の良いところは後片付けがお手軽と言うこと。だが安心してほしい。やることと言えば電源をOFFにし、ビアラインキャップを洗うだけ(ストローは使い捨て)。ビール容器はペットボトルの処理に従って処分すればいいので缶ビールと手間は変わらない。

 

こういった後工程は面倒くさいと感じる記者だが、この1か月、全くストレスなくやりきることができた。

 

1か月体験のまとめ:いいところいっぱい!料金は高めだが、総合的にみて安い!

1カ月間、さまざまなシチュエーションやグラス、そして2種類のビールで『キリン ホームタップ』を体験した。その率直な感想は、めちゃくちゃ良い。缶ビールもおいしいのだが、やはりサーバーで注いでいるという特別感と泡の美しさ(と美味しさ)はこのサービスだけの特権だろう。今日は何をおつまみに飲もうかと考えるだけでワクワクする。

 

ただし、気になるのはやはりお値段。同社の「一番搾り生ビール」と比べても、基本料金込みで約1.7倍ほどの値段がかかる。配送料込み、ギフト用の「一番搾りプレミアム」とはいえ、このコストは一般人には無視できないかも。だがちょっと待って。

居酒屋で飲む値段と比べれば<月4Lコース>で1杯約421円、<月8Lコース>で一杯約385円なので圧倒的安さなのだ。味は居酒屋と遜色ない、というか記者的にはおいしいので超お得。毎週飲みに行くことを考えれば選択肢としては全然有りだと思う。

 

『キリン ホームタップ』の申し込み方法は、キリンホームタップ公式サイトにて。

 

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