選手が見せる「悔し涙」の意味・・・日ハムOB・西崎氏も注目するルーキー伊藤の存在

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選手が見せる「悔し涙」の意味・・・日ハムOB・西崎氏も注目するルーキー伊藤の存在

 開幕から低空飛行が続く日本ハムでドラ1ルーキー、伊藤大海投手(23)が見せた、ある姿に注目が集まっている。

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 伊藤が躍動したのは7日のソフトバンク戦。最強打線を誇るソフトバンク相手に7回を投げ4安打3失点11奪三振。特に5回は無死一、三塁のピンチに中村晃、松田、甲斐を圧巻の三者連続三振に仕留めてみせたのだ。
 
 結局は7回に守備のミスも絡んで逆転を許した場面で降板となったことで「何とか連敗を止めたいという気持ちでマウンドに上がりましたが、最終的にリードを許しての降板となってしまい、ただただ悔しい気持ちです」と試合後もベンチに残り「悔し涙」を流す場面も。これにはネット上からも「落ち込むことないぞ」、「心が痛んだ」とルーキーながら責任感の強さを感じさせる姿に共感の声が多く届いた。

 投手がマウンドの上で「悔し涙」を流す姿といえば、上原浩治投手(巨人―オリオールズ―レンジャーズ―レッドソックス―カブス―巨人)の『涙の敬遠劇』がよく知られている。

 巨人在籍時の1999年10月5日、対ヤクルト戦(東京ドーム)。当時、チームメイトだった松井秀喜とヤクルト・ペタジーニが激しい本塁打王争いを繰り広げていた。追いかける松井をアシストするために、ペタジーニの3打席目、巨人ベンチがマウンド上の上原に敬遠を指示。四球を実行した上原は、マウンドを蹴り、悔し涙を流した。大観衆が見守る中で、人目ををはばからずに流した涙は『プライド』の表れでもある。

 当時ルーキーだった上原氏がその後、日本、メジャーで残した輝かしい実績は言うまでもない。そんな負けん気の強さを示した黄金ルーキーだけに球団OBも注目している。

「伊藤はここまで2試合投げて、2試合ともゲームを作っているので今後も期待したい」と日本ハムOBの西崎幸広氏(57)は語る。今季の日本ハム投手陣はエースの有原がメジャーへ流出したことで上沢が軸となると見られているが、ここまでは今一つ波に乗れてないとあって、起爆剤としても期待が高まる。
 
 球団として初めて地元・北海道からドラフト1位で入団した選手となる。最速156キロの速球にカット、ツーシーム、カーブ、2種類のスライダー、フォーク、チェンジアップと多彩な変化球を操る右の本格派。今度はお立ち台での嬉し涙を見たいところだ。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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