「サイコーかよ」「僥倖としか言えない」 パリピカップルが隠れてBL同人活動をしていたマンガがハッピーすぎた

2021年1月28日に『社畜OLと悪魔ショタ』(KADOKAWA)が刊行された白野アキヒロさん(@akiakishira)が、Twitterに創作マンガ『とあるパリピカップルの秘密』を発表。冬馬くんと春花さんのカップルが、お互いにBL同人活動をしていることを隠しているのですが、まさかな結末に「サイコーかよ」「最強カップル誕生」という声が多数寄せられていました。

※参考記事 「可愛いから許せる」「一生懸命で癒やされる」 肩こりがヒドい社畜OLを悪魔ショタくんがマッサージするマンガがヒーリング充分だった

「冬馬はいかにもパリピ!って感じだし、二次BL同人誌描いてるなんて絶対に言えない。職場でバレてもやばいし…」と思いつつ思っている春花さん。一方で冬馬くんは「春花、アニメの話も全然分からなそうだったし、腐男子って概念すら知らないだろうな。知られたら絶対に引かれるよな…」と『赤×青!アンソロジー』などの戦利品を眺めながらぐぬぬと思っています。「絶対にこの活動は」「絶対にこの趣味は」とお互いに「バレないようにせねば…!」と思っています。

ところがイベント当日。なんと隣のサークル! まさかの同ジャンル同CPでお互いを見て目が点になったのでした。

「“オタバレする瞬間”で言い逃れできない(お互い同じ趣味なのでハッピーエンド)シチュエーションを考えた時に、“同じCPが好きでイベントのスペースが隣”が面白いかなと思い、描きました」という白野さんのこのマンガ。このカップルについて、「春花が社会人で、冬馬が二つ下の大学生のイメージです。同じ大学のパリピ系サークルで知り合って、在学中に付き合いはじめました」と話してくれました。

同人活動の魅力について、「本の装丁から設営まで、全部自分で決められるところです」という白野さんは「原稿チェックや申し込みも自分で行うので責任は伴いますが、それも含めて魅力だと思います。また、現地で買ってくださったお客さんの顔が直接見られたり、その場でご感想を頂けるのも魅力のひとつだと思います」と語ります。

同CPだったことに「逆カプじゃなくて本当に良かった」「ものすごい僥倖としか言えない」といった感想のほか、「続きが気になる」といった声も多数寄せられていました。白野さんは「“逆カプだったら戦争”というご意見を頂いて、確かに……!と思いました。もう少し分かりやすく「完全に同じ(受け攻め)CPを推している」ことを説明できたらよかったです。その上で、“この2人もっと仲良くなる”“結婚しそう”といったご感想も頂けて嬉しかったです」と話してくれました。

既に2話も公開されているこのマンガ。居酒屋で冬馬くんがCPについてアツく語って春花さんから「すっごいわかる…!」となって話が非常に合った模様。戦争にならないで本当によかったですね!

※画像はTwitterより
https://twitter.com/akiakishira [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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