ジョン・バティステ、最新曲は“音楽的インスピレーションを受けたアーティストへのラブレター”
ディズニー&ピクサーの最新作『ソウルフル・ワールド』の劇中歌とエンド・ソングを手がけ、現地時間2021年2月28日に発表された【ゴールデン・グローブ賞】で<作曲賞>を受賞したジョン・バティステが、3月19日にリリースするブラック・ポップ・アルバム『ウィー・アー』より先行曲「ショウ・ミー・ザ・ウェイ」の配信を開始し、自身のYouTubeチャンネルで同曲のヴィジュアライザーを公開した。
R&Bやソウルにインスパイアされ、爽やかにファンクする「ショウ・ミー・ザ・ウェイ」は、ジョン・バティステ、オータム・ロウ、キッゾによる共作で、『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』の収録で知られている米ニューヨークのスタジオ、エド・サリヴァン・シアターで収録された。ゲスト・ヴォーカルには、著名な作家でもあるゼイディー・スミスが参加。ZOOMを介して、ジャンルだけでなくスタジオを越えてのコラボレーションを実現させた。
本作はジョン・バティステがミュージシャンとしての基礎を築くうえで音楽的にインスピレーションを受けてきたアーティストへのラブレターとして位置づけられ、歌詞にはビートルズ、ローリング・ストーンズ、エラ・フィッツジェラルド、ビリー・ホリデイ、スティーヴィー・ワンダー、ジョナサン・マクレイノルズなどのアーティスト名が多く登場する。サウンドにおいても70年代のクラシックなR&B、ソウル、特に、アイズレー・ブラザーズ、アル・グリーン、スティーヴィー・ワンダー、スタイリスティックスなど、彼が愛聴するアーティストから受けた影響が色濃く反映された。
また今回のコラボレーション相手となったゼイディー・スミスについて、バティステは「パンデミックで自宅での生活が続くなか、よくオンラインでジャムをしていたんだ。彼女はとても才能があるシンガーで、あるセッションの後“ショウ・ミー・ザ・ウェイ”で歌ってほしいと頼んだ。歌詞にもあるように、よく2人でレコードの話で盛り上がるよ」と話している。
◎リリース情報
アルバム『ウィー・アー』
2021/3/19 RELEASE
UCCV-1186 / 2,860円(tax incl.)
https://jazz.lnk.to/JonBatiste_INYPR
Artist Photo: cLouis Browne
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