中野友加里×無良崇人対談第3弾!五輪、引退、そして父親への思いを明かす
フィギュアスケート女子元日本代表の中野友加里さんがフィギュアスケートを様々な角度からお届けするYouTubeチャンネル「フィギュアスケーター中野友加里チャンネル」。
先月26日公開の動画より、SP対談としてゲストに男子シングル元日本代表の無良崇人さんが出演。
その第3弾となる5日公開の動画では、無良さんの五輪への思いや引退の真相、そしてコーチであり親である、父親への思いについて語られた。
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オリンピックへの思い
共に全日本選手権で五輪代表を逃した経験のある中野さんと無良さん。
その悔しさについて問われた無良さんはこう語った。
「現役の頃から言っているんですが、あまりオリンピックというものに執着がなくて・・・。小さい頃はオリンピックに行きたいという気持ちはありましたが、シニアに上がって、とういう選手になっていかなきゃいけないのかって考えていくようになりました。あの当時大ちゃん(髙橋大輔さん)もいましたし、個性を出していかないといけない時代になってきたところだったので、その中で自分がどういう選手になりたいかを考えたときに、記憶に残ってもらえるような選手になりたいって思っていたので、結果をあまり求めていませんでしたね。」
自身は、オリンピックへの執着があまりなかったという無良さんだが、周囲の反応はどうだったのだろうか。
「(周りからは)言われたりはしましたけど、そこじゃねえしなという気持ちもあったので・・・。連れていけたらいいなとは思いましたけど、そこを最終目標としていなかったというところが凄くあったかなという気がしますね。」
引退を決意した時期
平昌五輪代表を逃したのち、2018年の四大陸選手権の出場をもって現役を引退した無良さん。自身の引退の決断について、このように明かした。
「引退を考えたのは、ソチ五輪のシーズンが終わったあとです。この4年、もう1クールやると決めたのが1番最初ですね。僕の中では2014年シーズンの埼玉の全日本選手権が物凄く酷かったんですよ。このままじゃどうにもこうにも終われないよねって思い、もう4年やると決めてスタートしました。」
2014年に引退を考えはじめ、そこから2018年まで4年間走り続けた無良さん。その中で引退に対し決定的なことがあったという。
「決定的なことは、試合をするにあたって、もう相当体がしんどかったんですよ。そこの中に、ショーの方が楽しいという感覚がどこかしらにあって、試合の方がはるか苦しい感覚が出てきたんですよね・・・。」
そんな中迎えた最後の全日本選手権。あの試合、演技中のある出来事について、こう明かしている。
「最後のジャンプの一つ前までは、全く覚えていないんですよ。冒頭の4回転を終えて、もう1回やろうかなって考えつつも、ちゃんとまとめた方がいいなと思い最後ルッツを跳ぼうと思っていたんですが・・・。ルッツの前のジャンプを降りた瞬間に、実況席に座っている大ちゃんの顔を見た途端、我に返って『あ、あと一個で終わりじゃん』ってなりましたね。我に返ったら、凄く疲れていて、めっちゃ足重いって感じました(笑)」
さらに動画内では、無良さんが引退を伝えたときの両親の反応、そして親であり、自身のコーチでもある父親の存在についても語られている。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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