自分の聴いた音楽をもっとリッチにシェアできる「Chooning」
チューニング株式会社は、Spotifyで視聴した音楽にテキストを添えてシェアできる「Chooning」のiOS版を2020年9月にリリース。そしてこのたび、ユーザーからの強い要望を受けてAndroid版をリリースした。
投稿・閲覧でリッチな音楽体験
「Chooning」は、Spotifyで視聴した音楽に思い出や感想をつけてシェアできるアプリだ。ChooningアカウントにSpotifyアカウントを連携させると、Spotifyで聞いた楽曲がChooning上に表示される。シェアしたい曲を選び、300文字以内の文章を入力すれば、自動でサンプル音源やアートワークが設定され、楽曲情報とテキストコンテンツが一体となった投稿が完成するというもの。ほかのユーザーの投稿を閲覧するときには、ユーザー同士の交流を促進するメンション機能、新たな音楽と出会えるハッシュタグ機能、投稿内のURLを検知して閲覧できるアプリ内ブラウザ機能など、好きな音楽を発見し、趣味の似通ったユーザーとのコミュニケーションが楽しめる機能が便利そうだ。
また、投稿を「お気に入り」にすると、その楽曲がSpotifyに自動保存され、月ごとにプレイリストを作成するなど豊かな音楽体験を実現しれくれるという。
プロダクトありきの設立
「Chooning」は、「音楽と向き合う時間をつくる」サービスとして誕生した。近年のストリーミングサービスの普及は、人々が手軽に音楽に触れる機会を提供する反面、ひとつの楽曲にじっくり向き合う機会を減らしているのではないかという思いから立ち上がったプロダクトだ。
こういった開発背景が書かれたブログがインターネット上で大きな共感を呼んだことで設立に至ったのがチューニング株式会社。「Chooning」に後押しされるかたちで立ち上がった同社は、今後も機能開発を進め、希薄化してしまった音楽と人々との関係性を「調律する」役割を担っていくのだろう。
ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。