女優・毬谷友子さん東京オリンピックを「運動会」「やめてほしい」と綴り炎上 「あなたの舞台が学芸会と言われたら?」
確かに正論なんですが…
女優の毬谷友子さんが東京五輪を『2週間の運動会』と表現し、ネット上で「運動会って表現は侮辱です」「貴方が出ている演劇を学芸会と言われたらどう思うかって話」といった批判の声が相次いでいるようです。
2週間の運動会が終われば、組織委員会だとかなんだとか、膨大な予算を貰った人達は、散り散りになって行く。一体、誰が責任を取るのですか?ばら撒かれたウイルスの掃除は、私達がやるのですか?
— 毬谷友子
(@mariyatomoko) February 20, 2021
参考記事:「彼らにとってはパリ五輪が本番なんです」 IOCが来年の“東京開催”に執着する理由 “無観客”なら900億円の損失 | TABLO
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、1年の延期となった東京オリンピック・パラリンピック。2021年7月23日の開幕が予定されていますが、いまもなお開催に対する疑問や不安の声が後を絶ちません。
そんな状況の中、女優の毬谷友子(まりやともこ)さんが20日、自身のTwitterを更新し『私はね。五輪をやめてほしい。たとえどんな形であろうと今、やるべきではないと思う』とコメント。続けて『私達の人生は、2週間の運動会の後もずっと続いて行く。もうこれ以上の感染爆発や自粛は嫌だ。あたりまえの普通の暮らしがしたい』『2週間の運動会が終われば、組織委員会だとかなんだとか、膨大な予算を貰った人達は、散り散りになって行く。一体、誰が責任を取るのですか? ばら撒かれたウイルスの掃除は、私達がやるのですか?』とつづり、東京五輪開催に不満の声を上げていました。
この投稿に同調する人も少なくないようですが、『2週間の運動会』といった表現については非難の声が殺到。ネット上では、
「人生かけて血の滲む努力をしている人達の望む最高の舞台を“運動会”ですか」
といった声をはじめ、
関連記事:森喜朗会長の炎上謝罪会見 裏社会で「アレ」をやったら背筋が凍るという話|久田将義 | TABLO
「別に反対するなとは言わんけど五輪を運動会って言うのはどうかと思う。逆に貴方が出ている演劇を学芸会と言われたらどう思うかって話ですよ。少しは考えで言葉を使って欲しい」
「五輪が中止になる事は世間の情勢上仕方のない事だと思います。でも運動会って表現は侮辱です。アスリートに大変失礼な発言です」
「何様よ。あなた方が演劇、舞台を大事にしているのと同じようにアスリートも国際舞台を大事にしているのよ。人の尊ぶものは尊べ」
「あれほど自分たちの大切なものを守れ守れと言っている演劇界の人が、別の誰かの大切なものを見下してものを言うのを見ると、げんなりする」
といった声が寄せられていました。
素直に「東京五輪」とつづっておけば、ここまで非難の声が寄せられることもなかったように思われますが、わざわざ『2週間の運動会』と表現してまで、アスリートを侮辱したいという気持ちが強かったのでしょうか。(文◎絹田たぬき)
あわせて読む:小林麻耶さん立川志らくに激怒 生放送で「嫌いです」と本音で噛みつく 「泣いた」「感情的になりすぎ」と反応分かれる | TABLO
関連記事リンク(外部サイト)
「松本人志を表示しない方法を教えて」 Amazonプライムが300円お詫びクーポン券発送
日テレ24時間テレビに重大なヤラセ疑惑 タイで行った“東日本大震災の死者を弔う祭り”は金を払って人々を集めたデッチ上げだった!
タピオカ・ミルクティーを飲み続けた結果、死を覚悟した女性 今から恐ろしい話をします
TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。
ウェブサイト: https://tablo.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。