メルカリで『鬼滅の刃』コミックスの海賊版が売買か? 集英社が異例の「注意喚起」 アプリ側からは「売らずに処分しろ」

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メルカリで『鬼滅の刃』コミックスの海賊版が売買か? 集英社が異例の「注意喚起」 アプリ側からは「売らずに処分しろ」

そんなこと許されるの?

人気漫画『鬼滅の刃』の海賊版が横行しています。実際につかまされたという人物も存在し、ネット上で「このご時世に紙の海賊版なんて出るのか…」「鬼滅ブームの威力ってここまであるんか」といった声が寄せられています。

参考記事:あ~あ、やっちゃった… 日本維新の会が人気漫画『鬼滅の刃』を丸パクリ! モラル無き政党に「政治利用すな!」の声 | TABLO

集英社は18日、『コミックス「鬼滅の刃」(全23巻)を違法に印刷した紙の海賊版が、インターネット上で販売されていることが判明いたしました』と報告。正規品との違いとして『背幅(コミックスの厚み)が薄い』『4巻の表紙カバーの裏表紙の定価表記(本体400円+税)が罫線で囲まれていない』などといった特徴を上げ、『集英社では、返品・交換・真贋鑑定などの対応はいたしかねます。コミックスご購入の際は、十分ご注意くださいますようお願い申し上げます』と呼びかけていました。

しかし、すでに海賊版をつかまされてしまった人物がいたようです。フリマアプリで『鬼滅の刃』を全巻購入したという人物が、Twitterにて『先日、鬼滅の刃をメ○○○で購入したところ本が薄い。本屋に持ち込んで比較したが確かに薄い。そして印刷と裁断の悪さ。表紙の薄いビニールは裂けヨレヨレ』とつづり、それらの状態が分かる写真を投稿。集英社が発表した海賊版の特徴とも一致していると明かしていました。

ところが、フリマアプリからは『出品者から着払い返却の住所確認の連絡が無いので、決して売らずにそちらで処分して下さい』と指示されたそうで、投稿者はこうした対応について『メ○○○は海賊版を私に処分させて犯罪をスルーするんですか??』と疑問をつづっています。

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この騒動に、ネット上では「このご時世に紙の海賊版なんて出るのか…」といった声をはじめ、

「いまさら紙の海賊本??って思うけどまあ売れるんだろうなぁ…鬼滅ブームの威力ってここまであるんかすごいと言っていいのか悪いのか…」

「メルカリで本を買う方が悪くないか?って思うけど、それはそれとして、ちゃんと海賊版売るやつを取り締まれよ、メルカリって思う」

「今はあまり外出しないから家にいても購入できるメルカリやAmazonなどでの被害が多そうだけれど、そのうち海賊版がBOOKOFF等のお店に持ち込まれて、気づかずに店頭に並んでしまったり…なんてことが起こりそう」

「書店で買えば間違いなしです」

といった声が寄せられていました。

『鬼滅の刃』にかぎらず、海賊版をつかまされたくなければ、正規のルートで購入するのが吉です。(文◎絹田たぬき)

あわせて読む:「3千円以上の飲食で『鬼滅の刃』海賊版DVDをプレゼント!」と看板を出した蒲田の居酒屋が大々的に叩かれる状態に! 店長さんは長男かなあ? | TABLO


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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

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