地球の大きな転換期、私たちはどう生きていくべき? 人気ヒーラーが読み解く新時代の乗り越え方
地球・宇宙の暦といわれる占星術で見てみると、2020年はかつてないほどに大きな転換期であると示されていたそうです。星占いに興味がない人であっても、この年がいかに世界的に大きな節目であったか、実感した人は多いのではないでしょうか。
このところ、「風の時代」というワードを耳にするという人もいるかもしれません。実は星占いの世界では、220年続いた「土の時代」が終わりを告げ、2020年12月22日から「風の時代」に移ったのだそうです。
技術の発展や物質的な豊かさを追い求めていた「土の時代」と異なり、「風の時代」では「知性・情報・センス・波長」など「流れているもの」や「目にみえないもの」にスポットが当てられ、本質的な豊かさが高い価値を持つものとして認識されていくといいます。
そんな「風の時代」において、私たちはどのように生きていけばよいのでしょうか? その指標を示してくれるのが、本書『「風の時代」に自分を最適化する方法 220年ぶりに変わる世界の星を読む』です。
2020年にあった大きな転換点といえば、誰もが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を思い浮かべることでしょう。本書の著者・yujiさんは、COVID-19を「風の時代へと人類を強制移行させるための使者」だといいます。この先、時が経てばふたたび「beforeコロナ」だったころに戻れるのかというと、それは「否」だそう。
「時代は文字通り移り変わっていき、それにあわせて、時代の主人公たち、主たる産業や生き方といったものも変化していく……この世界はそういった設定になっている」(本書より)
では、そうした新たな時代を、私たちはどのような心がけや姿勢で進んでいくべきなのでしょうか。その答えは、本書のタイトルにもなっているChapter3「風の時代に自分を最適化する方法」で提示されています。yujiさんは「これからの風の時代を生きていく上で重要な指標は何か。(略)”それはCLEARかどうか”です」と述べ、これを「健全健康で、心が晴れた空のように澄み渡っている状態」(本書より)だと説明しています。
ほかにも「中立・中庸な視点でフラットにいろいろなことを見ていく」「自分の色・個性を出していく」「私たち自身も全ての消費・循環に責任を持つ」「体を通して、五感を通してなにかを蓄積していく」(本書より)といった言葉も出ており、新たな時代を生きていく上で必要になりそうな考え方を受け取ることができそうです。
また、星座ごとに見る「風の時代」への適応方法として、最後の章で12星座別による「新時代の波に乗る方法」が紹介されているので、自身が目指すべき方向性や役割などを参考にしてみるのも。
COVID-19の流行によってすべてが一変した、激動の時代の真っただ中にいる私たち。荒波の中でも風に身を任せて軽やかに生きていきたい、本書はそんな思いを抱く人たちにとっての道しるべになるかもしれません。
[文・鷺ノ宮やよい]
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