「Clubhouse」を始める時にまず!気を付けたい6つのこと
今年に入ってから突如、日本国内で急激に流行し始めた音声SNS「Clubhouse」(クラブハウス)が連日話題となっている。筆者も1月末に登録してから毎日けっこうな時間、Clubhouseを利用してみた。いろいろな人をフォローし合い、ただ聴いているだけでなく、自らルームを作ってモデレーターとして話してみたこともある。
そんな中で「これはちょっと気を付けたほうがいいな・・・」ということを何点か、現状でまとめてみた。
■“招待枠”がネット上で売られている!
Clubhouseは招待制で、登録したが持つ“招待枠”2人分から招待してもらうのが原則。その招待枠がネット上、メルカリなどで「3000円」などで売られ、すでにトラブルも起こっている。一例を挙げると、代金を先払いした途端、ダイレクトメールをブロックされて持ち逃げされるケース。招待枠は有料で買わないに越したことはない。
■乱立する「相互フォロー」ルームは避ける
Clubhouseに今、「相互フォローし合いましょう」といったルームが無数にある。お互いにフォローし合うことで、フォロワーを増やすのが最たる目的。SNSの世界ではフォロワーが多い=人気者という概念が確かに存在するが、集客できているルームは結局、芸能人や著名人が話し手であることが大半。同じジャンル同士でフォローし合うのは悪くないが、“手あたり次第”フォロー行為に規制がかかったり、本来入りたいルームがフォロー部屋に紛れてわからなくなってしまったりもする。
■登録する名前の変更はたった一度限り
名前の登録は慎重に行いたい。というのも、変更が一度限りだからだ。スペルなどのミスもその変更1回に含まれるので、要注意。
■「クラブハウス沼」気づいたら時間が経ってしまう
いろいろなルームがあり、いろいろ聴いているうちに、時間が相当経ってしまう。さらに、モデレーターやスピーカーになると話に夢中になり、深夜にまで及んで朝、寝不足にもなりかねない。楽しい場所ではあるものの、メリハリを付けて使わないと危険。
■招待制だからと安心せず、他のSNS同様に警戒を
招待制だからと、登録する相手全員を信用してはいけない。先に紹介した通り、お金を出して買った人、フォロー目的=宣伝目的な人たちなど、不特定多数いるのは他のSNSとなんら変わらない。また、ルーム内の会話は録音も保存もできないが、情報が漏れないとも限らない。
■実名とSNS匿名アカ、プロフィール連携に注意
プロフィールに自分の「Twitter」「Instagram」を登録できる。気を付けたいのが、Clubhouseは実名登録が基本、一方、Twitterなどをハンドルネーム(匿名)で登録してしまった場合、“身バレ”する可能性がある。その時は「SETTINGS」(設定)からTwitterとInstagramの連携を解除しよう。
(Written by トラコ)
【Nicheee!編集部のイチオシ】
テレビ番組のリサーチャーによる情報サイト。 テレビ番組におけるネタ探しのプロが蓄積された知識とリサーチノウハウを武器に、芸能、雑学、海外、国内ご当地、動物など多岐に渡るジャンルをテレビ番組リサーチャー目線で発信しています。
ウェブサイト: http://www.nicheee.com/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。