大人になって知る真実 クラス替えはこうして行われていた!
毎年4月に新しい学年を迎える際の恒例行事に「学級編成」、いわゆる「クラス替え」があります。そのクラス替えについて、小学校に通っていた頃は知らなかった(知られていなかった)事情について投稿された『NAVERまとめ』のポストが話題を呼んでいます。
まとめの内容を抜粋すると、最初に重視されるのは児童の成績と特性。学力、成績の順でクラス数に応じて男女別に振り分ける基本作業の後、定期テストの平均点が同じになるように調整します。その後、学力は無視して個別に「スポーツのできる子」「リーダーシップの取れる子」「ピアノが弾ける子」を均等に分配。特に、ピアノが弾ける子は必ず各クラスに1人割り振られるそうです。
ここまでの優先度の高い配分が行われた後、上記のような特性を持たないその他の児童が均等に配分されて行き、最後にやんちゃな児童と保護者がPTA役員の児童、双子や親戚などの血族、仲が良すぎるか逆に悪すぎる児童同士が同じクラスにならないようにしたり、特定のクラブ活動に所属する児童や欠席日数の多い児童が偏らないように調整を行って完成。よく言われる「公平を期すためにくじ引きで決める」ような方法の採用は、全く事実に反する都市伝説に過ぎないそうです。
公立校の場合は小学校で2年おき(3年生と5年生に進級した際)と中学校で毎年実施されるイメージが一般的ですが、全国的に統一された指針などは存在せず地域や校長の方針によっては必ずしも上記の通例に当てはまらない場合もあります。一例を挙げると、長野県では大半の公立校において卒業まで一度もクラス替えを行わないのが普通とされているそうです。
画像:子供の頃は知らなかった…「クラス替え」の真実(NAVERまとめ)より
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