意外と知らない!ラグの寿命ってどのくらい?正しい捨て方

意外と知らない!ラグの寿命ってどのくらい?正しい捨て方

リビングや台所など、フローリングの部屋が増えていることから、ラグをいろいろな形で利用する方も増えています。そんなラグの寿命はいったいどのくらいなのでしょうか?ラグの寿命や正しい捨て方など、ラグの交換にまつわるあれこれをご紹介します。

意外と知らないラグの寿命と正しい捨て方

フローリングのリビングにおしゃれなラグを敷いている、そんな家庭も増えていますが、買った後は時々掃除機をかけるだけで、敷きっぱなしにしている方の方が多いのではないでしょうか?

 

見た目にも明らかに傷んでくれば寿命を迎えたことはわかりますが、そもそもラグの寿命がどのくらいなのかは知らない方の方が多いことでしょう。また、寿命を迎えたラグの捨て方にも注意が必要です。ゴミの分別化が進む中で、ラグの捨て方も知っておくと安心なのは間違いありません。

 

本記事ではラグの寿命がどのくらいなのかから、買い替え時や捨て方にまつわるあれこれについて、まとめてご紹介します。

 

 

ラグの寿命はどのくらい?

ラグの寿命は一般的な量販店で売られているものの場合、そのまま特に手入れもせずに使い続ければ2~3年で寿命を迎えます。定期的にキレイに洗うなどの手入れをしていても、寿命は5年ほどと意外と短いのです。

 

ただし、ラグの寿命は素材や織り方などの条件でも違ってきます。手入れや使う場所などでも変化するため、厳密には何年と言い切れないのが現実です。

 

それでも当然のことながら、素材や織り方にこだわった高級ラグの寿命が長いのは間違いありません。特にウールのラグは汚れに強い特徴をもった物が多く、耐久性も高い寿命の長い製品が多くあります。寿命の長さにこだわるのなら、ウールのラグがおすすめです。

 

ラグの寿命のサイン

ラグの寿命は見た目でもわかりやすいです。汚れや色落ちが目立ち始めるだけでなく、触ってみてもくたびれて手触りが悪くなってきます。

 

特にこまめに掃除機がけや洗濯などの手入れをせずに、奥に入った汚れを取らないまま放置してしまうと、見えないところまで汚れが浸み込んでしまうのです。ラグの寿命を延ばすためにはこまめに手入れをすると同時に、裏面も確認するなど汚れを見落とさないようにしましょう。

 

 

寿命を迎えたラグ、捨てるときは何ゴミ?

寿命を迎えたラグは捨てることになりますが、正しいラグの捨て方はあるのでしょうか?素材にもよりますが、捨て方としては可燃ごみや粗大ごみ、不燃ごみなどが思い浮かびます。正しいラグの捨て方をまとめました。

 

自治体でも捨て方が違う

ラグはその大きさから、一般的には「粗大ゴミ」として扱われます。そのため処理手数料を自治体に支払って、回収・処分してもらうことが正しい捨て方になる場合が多いです。手数料は自治体によって異なるため、各自治体のホームページで確認するようにしましょう。

 

もちろん粗大ごみそのものの規定も自治体によって異なります。多くの自治体が1辺30cm以上を粗大ごみと定めているようですが、中には小さくたためるラグならば、大型可燃ごみとして回収してくれる自治体もあり、対応はさまざまです。くれぐれも確認を怠らないようにしてください。

 

ラグを普通ごみで捨てる方法は?

急な引っ越しで粗大ごみに出せなかったり、サイズがそこまで大きくないラグだったりする場合には、何とか普通ごみとしての捨て方ができないものでしょうか?少々力ワザになりますが、そんなときにはラグを小さく切り分けてから捨てるという方法もあります。

 

裁ち切りバサミや万能ノコギリで小さく切り分けたラグは、素材にあわせて可燃ごみか不燃ごみか、各自治体のルールにあわせて分けて出しましょう。ただしラグによっては厚みがあります。切り分ける時には手を切らないよう、細心の注意を払うようにしてください。

 

特に電気カーペットは家電扱いです。中の線を切るのは非常に危険を伴います。電気カーペットは切ったりせずに、自治体のルールに沿った正しい捨て方をするようにしましょう。

 

状態がよければリサイクルも

寿命を迎えたラグの場合は自治体のルールに従った捨て方をするしかありませんが、もしまだ状態がよいラグの場合はリサイクル業者に買い取ってもらう方法もあります。

 

ただし、売れるほどのものとなると、ウールやシルク素材、ペルシャ絨毯といった、人気の高いものでないとなかなか難しいです。先にリサイクル業者に問い合わせておくとよいでしょう。

 

 

寿命以外でラグを買い替えるタイミング

「よい物や気に入ったデザインのものを長く使いたい」という方がいる半面、「1~2年もすればすぐに買い替える」という方もいます。特に後者のタイプの方は、ラグにそれほどこだわりがなかったり、小さい子供がいるため汚しやすい、いつでも清潔なものを使いたいといった理由があるようです。

 

中にはデザインに飽きて新しい物が欲しくなる方もいるようで、寿命前に買い換える理由は人それぞれといえます。ただし買い替えるということは、そのラグを処分する必要があるということです。リサイクルショップに出せない場合は、正しい捨て方を守るようにしてください。

 

 

ラグを運び出すのが大変なときは?

ラグを購入した時には業者が納入時に設置もしてくれますが、ラグを運び出したくても大きすぎて難しいこともあります。小さく切るのも大変な時にはどうしたらよいのでしょうか?困った時の解決方法をご紹介します。

 

回収業者に頼む

ラグが大きすぎて自力で運び出せない場合には、不用品回収業者に依頼する捨て方もあります。即日対応している業者もあるので、早く処分したいときにはもってこいです。ただし回収手数料が粗大ごみの回収費用よりも高くなることもあります。

 

一方で引っ越しにあわせて処分する場合には引き取り料金が変わる業者や、ラグによっては買い取ってくれる業者もあるため、よりお得に処理できることもあるのです。さまざまな業者を比較してみるのもよいでしょう。

 

ただし業者を選ぶ際には、必ず会社の所在地や連絡先がはっきりしていること、さらに「一般廃棄物収集運搬業許可」もしくは「古物商許可」など、認可を得ている正規の業者を選ぶことが大切です。

 

近年は荷物を積み込んだ途端に契約と違った高額請求をする、不法投棄をするといった悪徳業者も増えています。このような違法業者に引っ掛からないためにも、しっかり確認するようにしましょう。

 

自治体に相談してみる

自治体によって異なりますが、有料で指定業者がラグを回収してくれる場合があります。自治体によっては高齢者や生活保護受給者、児童扶養手当受給者など、公的補助を受けている方の場合には減額や免除になるケースもあるため、自治体に問い合わせてみましょう。

 

 

おわりに

ラグは部屋をくつろげる空間にしてくれる便利なアイテムです。どのようなラグを選ぶかや手入れの頻度などでも寿命は変わってきますが、処分する時には正しい捨て方をする必要があります。この記事を参考にして、最善の捨て方で処分するようにしてください!

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