紅白なますや菱葩餅に脚光! 駐日大使たちの新年祝賀の儀のおせちツイートに「上品な趣き」「見ていてホッとする」の声

正月の楽しみといえばおせち料理ですが、皇居での新年祝賀の儀で供された御節をティムラズ・レジャバ駐日ジョージア臨時代理大使(@TeimurazLezhava)とエルフ・モノド・オノラ駐日ハイチ特命全権大使(@HelphMonod)が画像つきでツイート。「美味しそう」「食べてみたい」という反応が多数集まっています。

皇居で頂いたおせち弁当
餅の中には赤い餅とゴボウと黄色いペースト(栗?芋?)が入っております。柑橘の中はお米です。

2021年元旦
皇居で執り行われた新年祝賀の儀に伺いました。
日本に滞在する各国大使との再会も嬉しいものです。
写真は皇居でいただいたお節弁当です。不思議なメニューですね。
いろいろ意味があるんですね。
説明を聞きながら味わいます。大好きな鯛が入っていてうれしいです。

鯛の焼き物に金柑の甘露煮、かまぼこ、栗金団のほかに田作、数の子、黒豆の関東風三つ肴が添えられているベーシックな御節料理ですが、とりわけ目を引くのがみかん類をくり抜いて入れ物にしたもの。

柑橘の中(写真)はお米ではなかったです。頑張って味わったのですが、結局なんだか分からないものの美味しかったです。
金柑の甘露煮も美味しかったです。

オノラ大使も「ミカンの中身、私もわかりません。ダイコンおろしみたいな味ですね」と感想を述べていましたが、おそらくは材料に大根が使われていることから紅白なますだと考えられます。

また、平安時代の宮中で新年に執り行われていた歯固めの儀式で出されたものが原型とされる和菓子「菱葩餅(ひしはなびらもち)」も添えられており、伝統的なおせちを凝縮したメニューとなっています。Twitterでは「上品な趣き」「見ていてホッとする」といった声も上がっていましたが、日本文化を改めて知る機会となったのではないでしょうか。

※画像はTwitterより
https://twitter.com/TeimurazLezhava [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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