盛岡伝統のソウルフード「キムチ納豆ラーメン」をお取り寄せしてみた

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全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。おせちやお雑煮に飽きてそろそろラーメンを食べたいという人も多いのではないだろうか? とは言え近所のラーメン店もまだ正月休みでなかなか食べに行けない。そんな時にはお取り寄せラーメンがいい。今回は寒い冬にピッタリのお取り寄せラーメンをご紹介する。

岩手県盛岡市で45年愛された老舗ラーメン店“柳家”。看板メニューである「キムチ納豆ラーメン」は押しも押されもせぬ盛岡のソウルフードとして人気を博し、初代店主の大信田和一さん(79、現会長)が気合を込めてラーメンを作る姿は、街のシンボル的な存在。

新型コロナウイルスの影響で、本店は11月3日で閉店。本店と大通2号店、そして既に閉店したアスティ緑ケ丘店を統合して、新たに“柳家”の再出発の地として12月には同市大通の映画館通りに総本店をオープンし、話題となった。

和一さんが10代の頃、盛岡駅前の仕出し屋で丁稚奉公をしていた当時に、店のご主人に作ってもらった納豆汁をヒントに作った納豆ラーメン。そこにキムチを加えてできた中毒性の高いメニューが「キムチ納豆ラーメン」だ。そのネーミングほど味はくどくなく、スープのキムチ風味とひきわり納豆が抜群の相性で、そこにモチモチの自家製麺が絡み、実に旨い。

「柳家」では外出のままならない状況で、お取り寄せラーメンを作ってほしいという声に応え、この冬よりECサイトをオープンし、「元祖キムチ納豆ラーメン」4食セットを発売した。

冷凍のスープ、麺、豚肉とコーン、ひきわり納豆、ネギがセットになっている。スープを湯煎し、鍋に開け、豚肉とコーンと納豆を入れ、お好みでモヤシを加えて煮る。麺は凍ったまま茹で、スープに合わせて完成だ。お好みで生卵を加えてもいい。

これが素晴らしい再現度で、まさにお店の味。煮込んだスープの一体感に、キムチと納豆の後引く美味しさ。そしてモチモチの麺も抜群に旨い。家に居ながらにして東北ならではの一杯が堪能できる。

一見イロモノっぽく見られがちな一杯だが、歴史の中で作られた盛岡の立派なご当地麺。年始も発送しているので、ぜひお試しあれ。

注文はこちらから。

柳家
https://yanagiyara-men.com/

(執筆者: 井手隊長)

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