鉄道旅アンソロジー『わがラストラン、北海道 追憶の鉄道紀行』発刊


書籍『わがラストラン、北海道 追憶の鉄道紀行』が、12月18日(金)に天夢人より発売された。

北海道内の鉄道を完乗した経験をもつ筆者

筆者は、ノンフィクション作家の芦原伸氏。同氏は、昭和40年代の学生時代を北海道で過ごしたことから、道内の鉄道を完乗した経験の持ち主だ。

著書に『へるん先生の汽車旅行~小泉八雲と不思議の国・日本』『被災鉄道~復興への道』『新にっぽん奥地紀行~イザベラ・バードを鉄道でゆく』などがある。

2020年は「北海道鉄道140年」

2020年は、「北海道鉄道140年」という節目にあたる。1880年に小樽(手宮)~札幌間を蒸気機関車「弁慶」が運転。北海道の歴史は鉄道に始まり、日本の近代化とともに北海道の産業は一気に成長した。

一時は6000kmものレール網を持ち、「鉄道王国」といわれ、鉱山・漁業・畜産・馬産など開拓史とともに成長した北海道の鉄道も、いつしか時代の流れとともに衰退し、今は廃線がかつての栄光を静かに物語るだけとなっている。

同書は、筆者の北海道ラストランの記憶とともに、過去と現代が交錯する紀行集で、過去の発表作に加筆、書き下ろしを含めたアンソロジーとなっている。

『わがラストラン、北海道 追憶の鉄道紀行』の価格は1800円(税抜)。在りし日の鉄道旅を追体験し、旅行気分を味わってみては。

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