働く人の約3人に1人は定期的な通院を必要とする持病を抱えている!?ヤンセンファーマがニューノーマルの時代の「ワークシックバランス」を考えるイベントを実施。8割以上が必要性を共感

2020年は、“新型コロナウィルス”によってもたらされた影響が大きい1年で
世界中で働き方や生活スタイルなど様々なことが今までとは異なる「ニューノーマルの時代」となりました。

ニューノーマル時代にも働くことは必要不可欠なことです。

しかし、働く人の約3人に1人は定期的な通院を必要とする持病を抱えていると言われており、仕事と病気治療の両立が課題となっています。
ストレスなども多い現代社会で、我々が考えて向き合っていかなければならない問題です。

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●みんなのハッピーにつながるような職場作りを
ヤンセンファーマ株式会社は、働く皆さまと一緒に仕事と治療の両立を考えるイベント「ワークシックバランスひろば」を12月11日(金)から13日(日)まで、二子玉川ライズ ガレリアにて開催。
また、イベントに先がけて炎症性腸疾患(以下、IBD)を事例にした「ニューノーマル時代の仕事と治療の両立支援」に関するメディアセミナーを実施しました。
当日は自身の経験を通じて病気や障害について積極的に発信し、「ワークシックバランス」を体現しているエッセイスト/タレントの小島慶子さん、北里大学北里研究所病院 炎症性腸疾患先進治療センター(IBDセンター)副センター長を務める小林拓先生、IBDの患者の奥野真由さんを交えたトークセッションが行われ、ヤンセンが行ったワークシックバランスの重要性に関する調査レポートの発表の他、ヤンセンが2019年に立ち上げた「IBDとはたらくプロジェクト」より、「IBDという難病を抱えながらも、“自分らしくはたらく”為にはどうするべきか」「昨今の社会情勢の中で治療とどう向き合っていくか」等が語られました。
小島慶子さんは「33歳で不安障害を発症して仕事、治療、子育てを両立していたとき、会社の人が親身になって話しを聞いてくれて気軽に相談できたのがとても助かった」と自身の経験を振り返りながら、周囲のサポートの重要性を伝えていました。また、「心理的安全性が高い職場は結果的に能率が上がると思うので、みんなのハッピーにつながるような職場作りをしてほしい」と期待を述べていました。

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三日間のイベントでは、イベント参加者自ら参加したくなるような体験コンテンツが用意され、IBD患者様の同僚や上司となりえる20代から60代のワーカー層をメインターゲットに、IBDの疾患認知向上と「仕事と病の両立」について考えるきっかけ作りを実施し、IBDの一般認知と感心を高めました。

※炎症性腸疾患 ( Inflammatory Bowel Disease IBD) は、主にクローン病と潰瘍性大腸炎を指します。いずれも国の指定難病で、現在日本で 20 万人以上の患者さんがいるとされています。
※厚生労働省「平成25年度国民生活基礎調査」
※IBDとはたらくプロジェクトとは、ヤンセンファーマ株式会社が、患者会( NPO法人IBDネットワーク) や難病専門就労移行支援事業所[株式会社ゼネラルパートナーズ(atGPジョブトレベネファイ)]の協力のもと、職場の理解や配慮を得ながら働き続けることが困難な状況に一石を投じるべく立ち上げた疾患啓発プロジェクトです。

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《ヤンセンファーマ「仕事と治療の両立」に関する実態調査概要》
■持病を抱えて働く人の半数以上が日常や仕事に影響があると回答

持病を抱えて働く人の半数以上が日常や仕事に影響があると回答 (1)

●通院が必要な持病がある人はどんな悩みを抱えているのか?

持病を持つ人の働き方_お気持ちや行動
●ワークシックバランスとは?
ワークシックバランスとは、病とともに働く人々を取り巻く現状を踏まえた上で、周囲の理解を促し、病があっても自分らしい働き方が当たり前にできる未来を目指す考え方のことを指します。

■持病を抱える人のうち「ワークシックバランス」がとれていると回答したのは68%

回答したのは68%

■持病を持つ人の働き方_自分らしく働く「ワークシックバランス」をとるために行っていること

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《 “ワークシックバランスひろば”各種体験ブースの概要》

トイレットペーパー型フリーペーパー 
IBDおよび「仕事と病の両立」(ワークシックバランス)に関する情報を印刷したトイレットペーパー型のフリーペーパーの展示・サンプリング

トイレットペーパー型フリーペーパー

リモートワーキングロボット体験
「リモートワーキングロボット」は、患者様が在宅勤務しやすい環境づくりをサポートする自立走行可能なビデオ会議ロボットで、離れた場所でもコミュニケーションが取れるというメリットを、実際にロボットを操作しながら体験できる

リモートワーキングロボット

ワークシックバランスシーソー
WORKとSICKの文字が入った見た目にも可愛らしく目を惹くシーソーで、バランスを取ることが大事という点を楽しみながら「ワークシックバランス」を体験。

シーソー

ワークシックバランスチェック
自身の「ワークシックバランス」を見つめ直すきっかけとなる「ワークシックバランスチェック」パネルが壁面に設置され、自身のバランスチェックが可能。

ワークシックバランスチェック

●ワークシックバランスへの共感は?

ワークシックバランスへの共感

 

集計
アンケート対象者 内訳

仕事と病気治療の両立“ワークシックバランス”で、このニューノーマル時代を明るく過ごしましょう!

小島慶子さん
1972年オーストラリア生まれ。
幼少期は日本のほか、シンガポールや香港で育つ。学習院大学 法学部を卒業後、95年にTBSへ入社。
アナウンサーとしてテレビ、ラジオに出演。99年ギャラクシー賞ラジオ部門DJパーソナリティ賞受賞。
ワークライフバランスに関する社内の制度作りにも長く携わる。2010年に退社後は、執筆・講演活動を
精力的に行っている。10~20代で摂食障害・30代で不安障害を経験。40歳を過ぎてから発達障害の
一種である軽度のADHDを診断されたことを公表。
自身の経験を通じて、病気や障害についても積極的に発信している。

北里大学北里研究所病院 炎症性腸疾患先進治療センター(IBDセンター)副センター長
小林拓先生
1973年名古屋市生まれ
1998年名古屋大学医学部卒業、豊橋市民病院で研修
2004年から炎症性腸疾患の研究のため慶應義塾大学
2009年から米国の炎症性腸疾患研究の拠点のひとつノースカロライナ大学
2012年に帰国し北里大学北里研究所病院にて新しく炎症性腸疾患先進治療センターの立ち上げに尽力。
炎症性腸疾患患者さんの診療だけでなく、治療や検査法の進歩、原因究明のための研究にも精力的に従事。
患者さんの幸せのために、をモットーに医療や学問面だけでなく、幅広い活動を心掛けている一環として
はたらくプロジェクトにも開始時より参加。

 
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