在宅勤務者必見!クローゼット収納がデスクに?!棚をDIYする手順
作業スペースを確保するためにクローゼットをDIYしてデスクをつくったじゅんさん(@su_mi_home)。DIY初心者とは思えないその制作過程を教えていただきました。自分のワークスペースを作りたい方は参考になりますよ!
じゅんさん(@su_mi_home)
働きながらスッキリ暮らすためのコツやDIYの様子を発信しているワーママ。
インスタグラム▶︎https://www.instagram.com/su_mi_home/
クローゼット収納を見直す!棚をDIYして作業スペースを作ろう
在宅勤務の人が増えてきた今、家族それぞれの作業スペースが欲しいという方も多いのではないでしょうか。
そんなときはクローゼット収納をDIYしてデスクを作ってみませんか?じゅんさんのやり方なら、L字の棚受けをつけるだけで机を作ることができます。
賃貸の場合、アジャスターを使えば棚を支える支柱を簡単に設置できるので、そこにL字金具をつければ、壁を傷めずにデスクが完成しますよ。
女性も取り組みやすいDIY、ぜひ参考にしてください。
DIYするための道具
クローゼット収納に棚をつけるために必要な道具をご紹介します。
定規
アクリルコーク
カッター
ヘラ2種類
ドライバー
はさみ
壁紙
壁紙用ののり
マステ
アクリルコークとは、コーキング剤の1種です。コーキング剤は、隙間を埋めるために使うもので、お風呂のタイルのつなぎ目やシンクの壁との隙間を埋めるときに使われます。ボンドのようなもので隙間が埋められているのをご自宅でも見かけますよね。
アクリルコークは、コーク剤の中でも水溶性で作業がしやすいのが特徴です。今回は壁紙を貼った時の角に塗りました。
ヘラは、壁紙を貼る時に空気を抜くために使います。赤いヘラが全体用で、灰色のヘラは細かいところを作業するためのものです。
クローゼット収納に棚をDIYするときの注意点
棚をDIYするときは、重さを支えられる十分が強度が必要です。それには、しっかりした下地(柱)の上にビズを打ち込まなければいけません。
DIYを始める前に、下地があるかどうかを確認しましょう。壁が石膏ボードで作られている場合、石膏ボードは必ず下地の柱で支えられています。下地材の上に設置しないと、ビズが緩み、棚が落下する恐れがあるため、大変危険です。
下地を探す簡単なやり方としては、コンコンと壁をノックしてみてください。下地の柱があるところは硬い音が、下地がないところは軽い音がします。下地を探す機器もあるので、そちらを使うと確実です。
じゅんさんのクローゼット収納は、周囲を板で覆われていました。板を押した時に真ん中は柱がなさそうな感じがしたそうです。
クローゼット収納の角には柱がありそうだったので、ビズを試し打ちして確認してから、机の板を設置しました。
賃貸の場合、壁に直接穴を開けられないことが多いので、アジャスターを使い柱を設置するのがおすすめです。アジャスターは女性でも扱いやすく、柱にする板を用意すれば簡単に設置できます。
柱にする板はホームセンターのカットのサービスを使うと、希望の長さにカットしてくれますよ。のこぎりなどを使い、ご自分で直角にカットするのはかなり大変な作業なので避けた方がいいでしょう。
DIYの手順
DIYをする前のクローゼット収納です。左側に棚をつけて机に作り替えました。まずは服を吊り下げるパイプを外します。
パイプを支えるパーツも外します。ネジで留まっていることが多いので、ドライバーで外しましょう。
じゅんさんは壁紙を貼りたかったので、のりをつかって全体に壁紙を貼りました。ヘラで空気をしっかり抜いていきます。
壁紙を貼ると小部屋のような雰囲気が高まりますね。壁紙を貼ったらマステを端に貼り、コーキング剤を塗る準備をします。
マステの上にコーキング剤がはみ出してもいいように、コーキング剤を塗りたいところを挟むようにマステを貼ってください。コーキング剤を塗ることで壁紙が剥がれにくくなります。
コーキング剤を塗ります。じゅんさんによると「雑にやってもマステを剥がすので大丈夫」とのことでしたが、はみ出すのが心配な人は、太めのマステにするといいかもしれませんね。
1日経ったらマステを剥がします。コーキング剤により補強され、四隅がキレイに整います。
最後に机の板の部分の設置です。下地の上の部分にL字の棚受けをつけます。じゅんさんはスマホの水平計を駆使しながら、机の高さが71cmになるように設置しました。あとは板を乗せれば完成です。
クローゼット収納の中に自分だけの作業スペースが誕生しました。じゅんさんは、机の奥行きは40cmにしたそうです。
板の長い部分は、ご自宅のクローゼット収納のスペースに合わせて選んでください。
このあともDIYは行われ、手元が明るくなるように壁にライトを設置しました。じゅんさんは今までにも赤ちゃんのお世話セットを収納する棚をカラーボックスで作ったり、階段下収納の使い勝手をよくするために棚をDIYしたりと、DIYを楽しんでいらっしゃいます。
どのようなところが魅力かをお伺いしたところ、「DIYは自分で作り上げて行く楽しさがあり、愛着も湧いてきます。また安価に使い勝手も良く出来るのが魅力ですね!」とのことでした。
おわりに
クローゼット収納のDIYは机にするだけではなく、収納力をアップするための棚の設置方法としても応用ができますね。ご自宅に作業スペースが欲しいなと思っていた方はぜひ参考にしてください。
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