なぜオリンピック招致が盛り上がらないか
今回はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。
なぜオリンピック招致が盛り上がらないか
なぜ国民や都民のオリンピック招致熱が盛り上がらないか?誰も言わないようなので、俺が言ってやろう。都民の多くはこう思ってる。
方向性を見失った石原慎太郎都知事が、苦し紛れに何か実績を残そうと思って始めたのがオリンピック招致だから。
真実かはどうでもいい。みんながそう思ってることがこの場合重要。石原慎太郎の私的な都合に、なんで付き合わされなきゃいけないの?という思いが先に立ち、しらけるわけだ。
しかもその過程で国内の候補地の福岡を強引に蹴落としたわけで、その時から「日本に招致するのはともかく、いまさら東京でやる必要あるの?」という疑問が後を引きずっている。東京都民には地方に対するうしろめたさがずっとあるわけだ。
日本全体のことを考えれば東京ではなく地方の方がプラスになるだろう。たぶん候補地=東京を一度リセットした方が、日本への招致活動は盛り上がるはず。都民もむしろその方が賛成するんじゃないか。日本の地方がもっと栄えてほしいと思うのは都民も同じ。
石原慎太郎も都知事をやめて国会議員になったのだから、ここはひとつ視野を東京だけでなく日本全体に広げ、「東京を撤回して日本の地方都市への招致に切り替えます」と宣言したほうが、彼の評価も上がると思うけどね。猪瀬直樹東京都知事だって石原慎太郎がそういえば、従うだろう。
追記
地方でやると終わった後の設備が無駄になるとかいってる人たちこそ、インフラ(設備)のことばかり考えてんじゃないの?アホかと。オリンピックをやることでその地に人が大勢くること自体が重要。何かをものとして残さないと無駄だという考えが、腐っている。
あと東京の老朽化した設備の更新は、オリンピックとは関係なく東京がやればいいこと。東京にはそれだけの経済力があるわけで、オリンピックにこじつける必要などない。
スポーツがそもそも「無駄」に価値を見出す行為ってことを忘れてるんだろうな。とにかく無駄が嫌な人は、なにもしないのが一番だろうね。生きてるのも無駄なんじゃね?
執筆: この記事はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。
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