glafitが折り畳み式電動ハイブリッドバイクの新モデル「GFR-02」を発表 自転車としても公道を走れるペダル走行モードに対応
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glafitは11月25日、Makuakeで1億2800万円を超える支援を集めた「ハイブリッドバイク GFR-01」の後継モデルとなる折り畳み式電動ハイブリッドバイク「ハイブリッドバイク GFR-02」を発表しました。
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同社は、保安部品とナンバープレートを取り付けた状態で原動機付自転車として公道を走行する“EV走行モード”と、ナンバープレートにカバーをかけて電源を切ることで、自転車として公道を走行できる“ペダル走行モード”を切り替えられる機構“モビチェン(Mobility Category Changer)”を考案。モビチェンを取り付けることにより、「自転車」と「バイク」のハイブリッドバイクとして利用可能にするのが特徴です。
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前モデルへの不満点に対応し、「出力が弱い」という点には登坂時の最大出力を25%アップ。「漕ぎにくい」という点にはクランクのチェーンリングを大型化し、ペダルを踏む力に応じてモーターを駆動するペダル踏力感知を採用しています。
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「折りたたみが難しい」という点には、左折れから右折れに折り畳み方式を変更。
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「盗難されないか心配」という点には、ボタンを押さずに指で触れるだけで開錠できるように指紋認証式のスマートロックを改良。スマートフォンアプリからの開錠にも対応し、今後はシェアリングサービス向けにキーシェアできる仕組みを採用する予定。
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リチウムイオンバッテリーは家庭用コンセントで充電可能。1回の充電は約4時間で電気代は約10円程度。パナソニックが提供するUBMC(Universal Battery Management Cloud)サービスに適合するBMU(Battery Management Unit)を搭載し、クラウドと通信することで正確なバッテリー残量の表示、バッテリー内部状態に応じた充放電制御が可能。将来的にアップデートにより、走行可能な範囲の推定や最適な移動経路の提案などを実現していくとのこと。
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本体カラーはFLASH YELLOW、MATTE BEIGE、SHIRAHAMA WHITE、TIDE BLUEの4色をラインアップ。新型コロナウイルスの影響による電動モビリティの需要増を背景に、部材調達が滞っている状況が解消され次第、受注開始を予定しています。価格は18万円(税別)。
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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