世界一車高が低い車が日本からギネス入り 2012年に達成されたギネス新記録の一部を紹介
世界一の記録を収集するギネスブックが2012年の最新版に掲載された新記録一覧を公式サイトで明らかにした。『YouTube』の公式チャンネル(https://www.youtube.com/user/GuinnessWorldRecords)で記録樹立の様子を観ることが可能。その中からいくつか興味深い記録を紹介したい。
最も豪快かもしれないのは「トランポリンで世界一の高さを跳んでダンクシュートを決める」挑戦。勢い余ってゴールに衝突しかねないチャレンジに挑んだのはThilo Schwarck。見事に7.75mの高さを跳んでダンクシュートを叩き込んだ。ちなみに7.75mはバスケットゴールの2倍以上の高さに相当する。
少々地味なのは「四足歩行最速の100m世界記録を叩き出す」チャレンジ。四足歩行の使い手・いとうけんいち(伊藤健一)の挑戦は何度となくテレビで取り上げられている。昨年はギネス公式記録員が立ち会う中、17秒47の新記録を出すことに成功した。両手と両足で地面を叩くようにしながら進んでいく姿は誰にも真似できない。
車両を運転しての記録でインパクト充分なのは「世界一速いドリフト走行」と「世界一速い氷上ウィリー走行」。Lars Verbraekenは時速179.59kmのドリフトに無事成功し、Ryan Sucjanekは時速152.89kmのウィリーをやってのけた。前輪を持ち上げたまま、普通でもなかなか出せないスピードで一気に加速する様は圧巻である。
「世界一車高が低い、公道通行可能な車」も新たに掲載されたが、達成したのは日本勢である。おかやま山陽高校・自動車科の生徒と先生が造り出した電気自動車『MIRAI(ミライ)』の車高は45.2cmと、タイヤとほとんど変わらない高さ。車高45.2cmの車が地元の道路を疾走する姿はなんともシュールだ。
画像: ギネスブックに掲載されたおかやま山陽高校を紹介する動画のキャプチャー
http://www.youtube.com/watch?v=g7TQB1YpQ8A
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