香川の人はお雑煮にあんこを入れる? 香川県民「そんなの常識。おしるこじゃないよ」
もうすぐ2012年も終わりになり新年を迎えることになる。新年を迎えると食べることになるのが、お節料理にお雑煮である。お雑煮はほうれん草やお餅、鶏肉などを具材とした正月料理である。日本人なら誰もが食べたことがある料理なのでもはや説明は不要だろう。
そんなお雑煮にあんこを入れるところがあるらしいのだ。そのあんこを入れるというのは、うどんでおなじみの香川県。香川県のお雑煮はあんこや、餡餅を入れて食べるとか。実際に香川の人に聞いてみたら……。
「そんなの常識じゃないの? 香川の人はあんこや餡餅を入れるんをみんなすいとるんよ。おしるこじゃないんよ」と教えてくれた。冗談なのか本当なのか。調べてみたところ、実際にそのようなお雑煮があるようで、“あん餅雑煮”と呼ばれている。あんこが入った餅を白味噌のお雑煮に投下して食べるようだ。まるでおしるこのような食べ物だが、お雑煮である。もちろん他にも、にんじん、里芋、だいこんといった具材は入っている。
白味噌にあんこと少し抵抗あるかも知れないが、食べると意外と美味しいらしい。このようにお雑煮も地域によって少しずつバリエーションがことなってくるのだ。皆もいつも当たり前のように食べているお雑煮はもしかしたら他県からしたら不思議に思えるかもしれないぞ。
ちなみに名古屋のお雑煮はごく普通の鰹出汁やミリン、醤油で作られた物で、味噌などは入れない。
※画像は料理教室ABCクッキングスタジオより引用。
※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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