海苔文字の切り方は?コミュニケーションにもおすすめ
キャラ弁をはじめ、おかずをデコレーションしたお弁当が流行っています。そんなときに欠かせないのが海苔です。キャラ弁で表情や柄を表現する以外にも、コミュニケーションでも大活躍してくれる海苔文字について、切り方や活用法をご紹介します。
キャラ弁だけじゃない!海苔文字アートも人気!
おかずやご飯を使ってキャラクターを描いたり、海苔で表情や柄を表現する人気のキャラ弁ですが、文字を加えるとさらに表現が豊かになります。しかし、文字は表情や柄よりも切り方が複雑なため、苦手意識を持っている方もいるのではないでしょうか?
そんな海苔文字ですが、切り方さえマスターしてしまえば話題作りにも使えるなど、非常に便利です。最近では、切り方が難しい漢字の形に切られた海苔も売られているので、ひらがなの切り方をマスターするだけでも表現の幅が広がります。
食事やお弁当のちょっとした飾りとしてだけでなく、夜食などにも取り入れて、コミュニケーションの1つとして海苔文字の切り方を身に付けてみませんか?海苔文字の切り方や、海苔文字を使ったコミュニケーションの例などをご紹介します。
海苔文字を作るための道具
海苔文字の切り方の前に、まずは道具を用意しましょう。海苔から文字をキレイに切り出すには、扱いやすい道具を選ぶことが大切です。キッチンバサミでは大きすぎて、海苔から文字を切り出すのには向いていません。
そこでおすすめなのが、手芸用の糸切りバサミや、眉を整えるのに便利な眉バサミです。特に曲線を切るときに眉バサミは重宝します。ハサミを選ぶときのポイントは刃の薄さです。購入時にはそれぞれのハサミを見比べて、最も刃の薄いハサミを買うとよいでしょう。
また、海苔から文字を切り出すのに慣れていないという方は、型紙を使うのがおすすめです。型紙の作り方は、オーブンシートなどに直接書いたり、書きたい文字を印刷する方法もあります。
海苔から文字を切り出すのに型紙を使う場合や、漢字のように細かい場所を切り抜く場合などには、海苔ペンカッターやデザインナイフを使うとよいでしょう。慣れるまでは切り過ぎることもあるかと思われますが、細かい作業にはハサミよりも便利です。
海苔文字の切り方は?
必要な道具をそろえたら、早速海苔から文字を切り出してみましょう。海苔文字の切り方にはいくつか方法があることは、道具のところでも軽くご紹介させていただいたとおりです。海苔文字の切り方を改めてみていってみましょう。
フリーハンドで
型紙などは一切なく、海苔とハサミを持ってそのまま文字を切り出していく切り方です。太字で簡単な文字を切り出していくのであれば、海苔文字は初めてという方でもできる切り方ですが、基本的には慣れが必要な切り方になります。
文字が細かくなるほど上級者向けの切り方ですが、技術の向上が実感しやすい切り方です。まずは太字で簡単なひらがなから始めるとよいでしょう。
型紙を使って
オーブンシートに文字を書いたり紙に文字を印刷したりしたら、海苔に重ねて型紙として一緒に切っていきます。型紙にそって切っていくだけなので、海苔文字は初めてという方は、慣れていなくてもキレイに文字を切ることができるのでおすすめです。
最初のうちは海苔は1枚だけで切っていった方が、ずれずにキレイな文字になります。必要な文字数をいっぺんに切るのは、それなりに慣れてから挑戦する方がよいでしょう。
海苔が割れない切り方のコツ
海苔文字の切り方に慣れていない方が一番悩むのは、文字を切るときに海苔が割れてしまうことではないでしょうか?袋から出したばかりの海苔はパリパリで、ちょっとした刺激でも割れやすい状態です。そんな海苔を切りやすくするためにはコツがあります。
海苔を切る少し前に出しておき、外気の湿気を少し吸わせておくのです。うっかり出し忘れてしまったり忙しかったりするときには、ポットや沸かしたお湯などの蒸気に当てれば、海苔が湿気を吸ってしんなりするため切りやすくなります。いつも割れてしまう方は試してみてください。
すでに文字の形に切られた海苔もある
海苔文字は、ひらがなのように簡単な文字なら少々練習すればすぐに切れるようになります。しかし漢字となると、中には細かい作業を必要とするものもあり、慣れが必要になるものです。
そんなときには、すでに漢字の形に切られた市販の海苔を使うのもよいでしょう。受験合格を意識したおむすび用の海苔や、お弁当や普段の食事のアクセントとしても使えるカット海苔も売られています。海苔文字の切り方が身に着くまでは、このような市販品を活用するのもおすすめです。
海苔文字でコミュニケーションもおすすめ
愛妻弁当や子供のお弁当など、日常生活でお弁当を用意する機会は多いものです。そんな愛妻弁当や子供のお弁当に海苔で文字を書いて、コミュニケーションをとる様子はSNS上でも話題となっています。
内容はさまざまで、相手を楽しませる一言を書いたり、親から子供への愛情あふれる一言を添えたりするもの、普段はなかなか言えないことを書いたりと、文字通りのコミュニケーション手段として注目されているのです。
海苔文字は何も難しい字の切り方を身につけることではありません。簡単な字しか切れなくても、アイデア次第で自分も相手も楽しむことができるものです。お弁当だけでなく普段の食事でも、ちょっとした遊び心で家族を楽しませることができるのが海苔文字の魅力といえます。
おわりに
海苔は単なる食材としてだけでなく、飾りとしてもさまざまな切り方があり、見た目にも楽しませてくれます。目や口などで表情をつけるのもよいですが、ときには文字で一言添えてみてはいかがでしょうか?きっと会話が弾む機会を作れることでしょう!
おすすめ記事
「Pacoma」はホームセンター系のフリーペーパーに出自を持つ、「暮らしの冒険」がテーマのライフスタイル系Webマガジン。ノウハウ記事からタレントの取材記事まで「暮らしを楽しむためのアイデア」をテーマに日々発信しています。
ウェブサイト: http://pacoma.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。