あなたは大丈夫?偏食が体に及ぼす影響について

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あなたは大丈夫?偏食が体に及ぼす影響について

 今日は偏食が体に及ぼす影響についてお話ししたいと思います!

1.肥甘厚味の過食

「肥甘厚味の過食は、湿熱を形成します」

肥甘厚味とは、甘いものやねっとりとして味が濃いもの、油っぽく脂肪分が多い食品を言いますが、濃い味は熱を生みやすく、ねっとりとした物は湿や痰を生みやすいので、これらの食品は脾や胃の消化機能を低下させて湿熱を形成し、消化不良や消渇(糖尿病など)・眩暈胸悶・瘡瘍(腫瘍と潰瘍の総称)などの発病原因となってしまいます。

2.辛い物の過食

「辛い物の過食は、胃腸の熱をこもらせて陰液を消耗する」

辛い物とは辛くて熱い味で、過食すると胃腸に熱がこもり陰液を消耗してしまうため、口渇・便秘・痔出血・脘腹脹満などの症状が現れてしまいます。

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3.生物や冷たい物の過食

「生物や冷たい物の過食は、脾陽を障害して体内に湿気を取り込んでしまい冷える」

冷たい物を摂り過ぎると脾胃の昇降機能が失調してしまい、胃腹の冷痛や下痢などの症状が現れてしまいます。
また生野菜の摂り過ぎは、寄生虫の繁殖原因とも考えられています。

4.過度の飲酒

「過度の飲酒は、湿熱を生成し肝血を障害する」

お酒には香りがあり、湿気や熱の性質があります。香りは五味の辛い味に属し、発散や気の流れや血の流れの働きがあるため、少量のお酒の摂取は気血の循環を促します。ですが、飲み過ぎが長時間続くと湿熱が生まれ脾胃を傷めて肝血や心血を消耗して、痩せ・腹水・腹中のしこりなどをもたらします。

ここで補足です!

五味とは?
酸・苦・甘・辛・塩辛いの5つの味のことを言います。五味にはそれぞれ異なった生理さよがありまして、五味と五臓には密接な繋がりがございます!

酸は先ず肝に入る
苦は先ず心に入る
甘は先ず脾に入る
辛は先ず肺に入る
塩辛いは先ず腎に入る

このように、健康の維持には五味のバランス良く食事を摂ることが必要です。どれかの味が不足したり過剰に摂り過ぎると、臓腑間のバランスが乱れて病気の原因になります。

と、ここまでご紹介してまいりましたが、口から入るものはとても大切だと実感させられますね!

それぞれ季節やお体の状態に合わせて、楽しくお食事が摂れるように心がけてまいりましょう。

[文:meilong スタッフ]

「東京・恵比寿で美容鍼灸,鍼灸治療をお探しならmeilongへ(https://www.meilong.jp/」

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)

石川美絵

大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し国家資格鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに200件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、2014年、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。

世に鍼灸を広めたく2015年meilong恵比寿院をオープンし、続けて2017年meilong恵比寿mana院をオープン。2019年meilong銀座院もオープン。

千葉大学医学部附属病院の和漢診療科での研修、漢方医、各専門分野の医師との連携もし日々、情報交換、学会への参加も努めている。また自分自身が不妊治療をし鍼灸と漢方も併用し子を授かったが途中、死産分娩を経験している事、さらに不育症からの妊娠を維持する為の体験、知識もあり不妊治療にも寄り添いたいという想いも強い。世の頑張っている女性の一番の味方でありたいと思っている。


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