【悲報】まつもと泉先生が死去 / 高橋留美子と並ぶ名作を生んだ巨匠「きまぐれオレンジロード」

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まつもと泉先生(61歳)が亡くなった。週刊少年ジャンプで連載され、少年少女から絶大な支持を得た「きまぐれオレンジロード」は、世界的規模でファンを熱中させた。そんな名作を生みだした巨匠が亡くなったことに対しショックを受けるとともに、61歳という若すぎる他界もファンに衝撃と悲しみを与えている。

・週刊少年ジャンプ編集部に漫画を持ち込み

まつもと泉先生は、高校卒業後にロックミュージシャンを目指して上京。若かりし頃からアーティストとしての能力が開花していたわけだ。しかし譜面が読めずにミュージシャンは断念し、デザイン系の専門学校に入学。同級生とともに漫画を描き、週刊少年ジャンプ編集部に持ち込みをしたところ、漫画家としての道が開けた。

・まつもと泉先生が描くストーリーと絵が相乗効果

その後、1984年から「きまぐれオレンジロード」の連載がスタートして大ヒット。その繊細なペンタッチと、透き通るような美人キャラクターが読者を釘付けに。もちろんそのヒットは、まつもと泉先生が描くストーリーと絵が相乗効果を生んだからなのは間違いない。

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・作品を最近知った少年少女も多大な影響

「めぞん一刻」「らんま1/2」などの高橋留美子先生と並んで同時期に名作を生み続けたまつもと泉先生。そんな伝説的な漫画家であるまつもと泉先生が亡くなったのだから、昔からのファンが衝撃を受けるのは当然だ。

いま現在も多くのファンがおり、まつもと泉先生の過去作品を最近知った少年少女も多大な影響を受け、そしてショックを受けている。以下は、まつもと泉先生の事務所が発表したコメントである。

・まつもと泉についてWAVE STUDIOから皆さまへのご報告

「まつもと泉は今月6日午前0時過ぎに、かねてより入院療養中の病院にて永眠いたしました。これまで公私に亘ってお付き合いをいただきました方々、そして作品を愛してくださいました方々に心より御礼を申し上げます。近年のまつもと泉は脳脊髄液減少症による不定愁訴に苦しみながらも仕事復帰への意欲に燃えて闘病を続けてまいりましたが数年前に手術をした心臓にも不安を抱えており、残念ながら身体が保たなかったようです。ただ医師によりますと、苦しむことなく睡眠中にそのまま安らかに旅立ったとのことでした。なお葬儀はすでに近親者のみで執り行いましたので、お供えやご香典はご辞退いただきたくお願い申し上げます。略儀ながら書中をもちまして、まつもと泉についてのご報告とさせていただきます。あらためまして生前お世話になりました皆さまに感謝をお伝えしますとともに今後ともまつもと泉の作品を広く楽しんでいただけますようお願いをいたします。WAVE STUDIO」

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・めちゃくちゃ線が繊細で細やか

まつもと泉先生のファンである雑誌編集者は「まつもとさんの絵の魅力は、めちゃくちゃ線が繊細で細やかなのに、女子キャラがムッチムチな点なんですよ。単に美しく描くだけでなく、そこに「受肉した生きた女子キャラ」がいるかのように感じるんです。まつもとさんは女子キャラに魂を吹き込むプロなんです」と語っていた。

・彼が描いてきた名作は永遠に残り続ける

今後、まつもと泉さんの新作が出てくることはないかもしれないが、いままで彼が描いてきた名作は永遠に残り続け、多くの人たちを楽しませ、影響絵を与えていくのは間違いない。

まつもと泉先生が天国で描く漫画とはどんなものなのか。天国の読者たちが羨ましくてならない。

もっと詳しく読む: まつもと泉先生が死去 / 高橋留美子と並ぶ名作を生んだ巨匠「きまぐれオレンジロード」(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2020/10/13/matsumoto-izumi-kimagure-orange-road/

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