アイルランドの最高裁判所が「サブウェイ」のパンは糖分が多すぎるため課税対象という判決を下す 「安い食べ物が支払う高い代償」

アイルランドの最高裁判所が、アメリカのサンドウィッチチェーン「サブウェイ」が使用するパンは糖分が多すぎるため、付加価値税(Value Added Tax、VAT)の課税対象という判決を下し、話題を呼んでいます。


https://twitter.com/BBCWorld/status/1311644782662483974

アイルランドで「サブウェイ」を展開するフランチャイジー企業は、「サブウェイ」のパンはVAT対象外と主張していましたが、最高裁判所はVATの対象になるという判断をしました。

1972年に制定されたアイルランドのVAT法では、パンに含まれる糖分と脂肪分は2%を超えてはならないと定められています。糖分と脂肪分が2%未満の普通のパンであればVATは適用されません。しかし、「サブウェイ」のパンの糖分は約10%と規定値を大幅に上回るものとなっているため、今後13.5%のVATがかかることになります。

このニュースを受け、SNSには以下のような声が集まっています。

・サブウェイって健康的なはずじゃなかったっけ
・非合法なパンってこと
・見た目は完全にパンだけどな
・糖分多いから美味しいけどね
・健康的な食べ物だと思い込んでたのに
・最高裁まで争うのってアイルランドだけじゃないかな
・安い食べ物が支払う高い代償
・だからアメリカ人は糖尿病の人が多いのか
・サブウェイのサンドウィッチとコーラの組み合わせだとものすごい糖分になりそうだ

※画像:Twitterより引用
https://twitter.com/DailyMirror/status/1311612098284318730

※ソース:
https://www.bbc.com/news/business-54370056

(執筆者: 6PAC)

  1. HOME
  2. 政治・経済・社会
  3. アイルランドの最高裁判所が「サブウェイ」のパンは糖分が多すぎるため課税対象という判決を下す 「安い食べ物が支払う高い代償」
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。