元ジャニーズが強盗容疑で逮捕! が、「ジャ」の字も出ないTV報道に視聴者が違和感 「なに忖度してんの」の声
29日に強盗致傷の疑いで逮捕された男が、かつてジャニーズ事務所に所属していたことが発覚しました。この事実をぼかし「元タレント」と伝える各局の報道に、ネット上で「何で元ジャニーズって言わないのかな?」「ジャニーズ事務所への忖度丸出しじゃねーかw」といった声が寄せられているようです。
元タレントで無職の大貞太子容疑者が、住居侵入と強盗致傷の疑いで29日に逮捕されました。大貞容疑者は今年8月、ガス点検を装って川崎市の住宅に侵入し、住人の60代女性を拘束。「金を出せ」と脅し、現金やキャッシュカードを盗んだ疑いがあると報じられています。
そしてこの大貞容疑者が、かつてジャニーズ事務所に所属していたことが発覚しました。
カミュー・ケイドという芸名で活動し、2007年にはTBS系ドラマ『3年B組金八先生』にも出演。SixTONESのリーダー・ジェシーさんらと、“Hip Hop JUMP”というユニットで活動していたこともあるそうです。
参考記事:【写真あり】逮捕された大貞太子容疑者 かつて『3年B組金八先生』に出ていた! | TABLO
しかし、この大貞容疑者について、テレビ各局は「元タレント」という情報のみを強調。「人気連続ドラマに出演」などいったぼかした情報は伝えていたものの、ジャニーズ事務所に所属していたことや芸名などを大きく報じることはありませんでした。
こうした報道の伝え方に、視聴者から疑問の声が浮上。ネット上では
「何で元ジャニーズって言わないのかな? メディアとジャニーズとの忖度?」といった声をはじめ
「ジャニーズ所属だったんだから“元ジャニタレ”でいいやん。なに忖度してんの」
「元タレントとは言うけど、元ジャニーズとは言わない。忖度の見本」
「ジャニーさんが亡くなって、ずいぶん忖度が減った気がするけど、それでもまだ忖度するのか…ガス点検詐欺なんてでかい犯罪なのに、経歴に不自然に触れないと思ったら、元ジャニーズかよ…」
「ジャニーズ事務所への忖度丸出しじゃねーかw」
といった声が寄せられていました。
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中には「元ジャニーズって今は関係ないから、いちいち言わなくてもいいんじゃない?」とする意見もありましたが、「ジャニーズ」という単語を一切出さない不自然さに「忖度」といった印象を持つ視聴者が圧倒的に多かったようです。(文◎絹田たぬき)
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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。
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